M1> ラッシュ・ライフ / ゲイリー・トーマス
1992年にリリースされた『ゲイリー・トーマス』のアルバム
『ゲイリー・トーマス&パット・メセニー・プレイ・スタンダーズ』
90年代に活躍したサックスプレイヤー
「ゲイリー・トーマス」のカルテット作品。
「パット・メセニー」をゲストに迎えて作られた90年代を代表する名盤。
さて邦題には「パット・メセニー」との「競作」のようになっていますが、
あくまでもパットはゲスト。
ゲイリーのラブコールに応えてこのレコーディングに参加したパット。
呼ばれたのは良いが、このアルバムがスタンダード集であることを聞かされて
いなかったです。
準備万端で臨んだレコーディング。
ゲイリーの曲も聞き込んだ末に明かされるスタンダードという事実。
「プレイ・スタンダーズ」とは言え、内容はしびれる内容。
聴きごたえは抜群にあります。
そして唯一のデュオ・プレイ「Lush Life」♪
M2> BELL,BOOK,&CANDLE / ブー・ヒュワディーン
「エディ・リーダー」、「ポール・ヤング」、「K.D.ラング」など
数多くのアーティストが共感する独特の世界感を持つアーティスト
『ブー・ヒュワディーン』
1961年ロンドン生まれ。
「アズテック・カメラ」「プリファブ・スプラウト」などが認める
ブリティッシュ・ポップ・バンド『バイブル』のリーダーとして活躍していた彼。
1991年よりソロ活動をスタート
彼の3作目がこの1999年にリリースされた
『Thanksgiving』
呟くような歌声。穏やかな口調。
シンプルすぎるほど鋭さも感じる。
そして丁寧な演奏を聞かせてくれます。
弦楽器の優しさと彼の声が温もりと安らぎをプレゼントしてくれます。
さてアナタはどの国に彼の音楽と出かけましょう。
「そこにはベルと本とロウソクがあればいい。」