HI!心呼吸 1月16日(火)

 

 

M1>   リトル・ガール・ブルー  /   サム・テイラー

 

1916年テネシー州で生まれたテナー・サックス奏者

『サム・テイラー』

日本にもたびたび訪れたプレイヤー。

僕が知ったのは代表曲『ハーレム・ノクターン』♪

父親のバンドでクラリネット奏者として活動した後、

アルト・サックス、さらにテナー・サックス奏者へ転向したという

サム・テイラー。

その時には、日本に行き、日本の曲を数多く「吹く」ことになるなんて想像もしなかったろうと思う。

後に「君こそわが命」「小樽のひとよ」「夜霧のしのび逢い」など歌謡曲を取り上げ

“ムード・テナー”のブームを築いくことになるんです。この方。

あくまでもサックス・プレイヤーのイメージが強い彼の音色。

日本の歌謡界にも、お茶の間にも浸透したまさにサックスのパイオニア。

じっくりと聴いてほしい。日本人の肌に合ったサックスの音色。

 

 

 

M2>  The Man I Love(ザ・マン・アイ・ラヴ)/   カーメン・マクレエ

 

1920年4月8日。ニューヨーク生まれ。

「ベニー・カーター」や「カウント・ベイシー」のバンドで歌うことで、

存在感を増していった『カーメン・マクレエ』

1950年代から1980年代にかけて「エラ・フィッツジェラルド」、「サラ・ヴォーン」

と並ぶ大御所ジャズ歌手の1人として長く活躍。

日本ではこの2人と共に「ジャズボーカルの御三家」と呼ばれた彼女。

アルバム『Can’t Hide Love』(1976)

ちなみにタイトルにもなってるこの曲。

「Earth,Wind&Fire」の1975年の1曲のカバー曲です

さて今日の1曲は

「The Man I Love」を♪

幅広い表現力と、完璧な節回し・・・。

まさにベテランの貫禄、その雰囲気だけで感動。

アルバム全体を感動が包んでくれます。