HI!心呼吸 6月4日(火)

M1>    トロイメライ  /    ジョージ・ケイブルス・トリオ

 

ピアニスト『ジョージ・ケイブルス』

1944年11月生まれ。今年で79歳になられるベテラン・ピアニストです。

過去に「アート・ブレイキー」や「ソニー・ロリンズ」「デクスター・ゴードン」

などのサイドメンを務めた彼。

演奏は、若手のようなフレッシュさがあって大好きです♪

適度な硬質のタッチ。

その硬すぎず、柔ら過ぎないタッチのバランスの良さ。

強いタッチは無いので安心して聴けるピアノとでもいえるのかも。

2000年に録音されたこのアルバム

『NEW YORK CONCERTO』(ニューヨーク・コンチェルト)。

内容的には秋にも活躍してくれそうな優しい曲が並びます。

そんな優しい曲には彼の鍵盤のタッチさえ気持ちが穏やかになるものです。

季節の間。春から夏へ。

どうぞ「しなやかな硬質さ」を楽しんで下さい♪

 

 

 

 

 

M2>   AL DI LA (アル・ディ・ラ)   /   ベティ・クルティス

 

ミラノ生まれのジャズ・シンガー

『ベティ・クルティス』

イタリアのサンレモで開催されている、ポピュラー音楽の音楽祭があります。

1951年より毎年開催されているのが有名な『サンレモ音楽祭』

この歌はそのサンレモ音楽祭で「ベティ・クルティス」と

「ルチアーノ・タヨーリ」によって唄われた1961年の優勝曲がこの曲です♪

トロイ・ドナヒュー主演のアメリカ映画

「恋愛専科(Rome Adventure)」にこの曲が使用され大ヒットにつながりました。

日本でもザ・ピーナッツ、布施明さん、伊藤ゆかりさんなどが歌われた

ことがあるのでご存知の方も多いのでは?

ロマンチックにそしてドラマチックに歌い上げるカンツォーネの名曲。

「アル・ディ・ラ」

「遠くまで」の意味のとおり、遠くまで実に伸びやか。

彼女の歌声の美しさをどうぞ♪

 

HI!心呼吸 7月4日(木)

M1>  Betcha By Golly Wow  /

ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス

【The Artist Formerly Known As Prince

(ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス)】

1996年にリリースされた

『イマンシペイション』です。

懐かしくて、美しくて、改めて聞きたくて・・・。

元プリンスがお好きな方にとってはお馴染み。

絶対持っておきたい1枚ですね。

この時期のプリンスは「名前を捨てて」シンボル・マークを使用していました。

男女のマークを混ぜたような発音不可能なシンボル・マーク。

【The Artist Formerly Known As Prince(ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス)】と呼ばれていました。

直訳だと「かつてプリンスと呼ばれたアーティスト」・・・

このアルバム1枚といっても3枚組w

3枚のそれぞれの収録時間がきっかり60分!3枚聞いて3時間♪

それぞれのDISCにはコンセプトがあって、様々なジャンルを楽しめる。

「Betcha By Golly Wow」もともとは1972年のThe Stylisticsの代表曲を「プリンス」

が丁寧に歌い上げた名曲です♪

 

 

 

 

 

M2>   As (Duet with Mary J.Blige)  / ジョージ・マイケル

 

『ジョージ・マイケル』

今週は僕の誕生日もあって誕生日絡みのアーティストを聴きたくなる週と言う事で。

自身のヒット曲はもちろん、ビッグアーティストとのコラボレーションも収録。

1998年にリリースされた

『Ladies & Gentlemen: The Best of George Michael』

ジョージ・マイケルが80年代と90年代に残した影響は多大なもの。

WHAM!の時代ももちろんヒット曲を連発。

1枚目には「Careless Whisper」「I Can’t Make You Love Me」

マイケルの真髄が滲み出ているのは2枚目「Fastlove」「Too Funky」ノンストップで

ダンスナンバーが続きます。

クイーン、エルトン・ジョンとのデュエット。アレサ・フランクリンとの完璧なポップソングも収録。この曲は「スティーヴィー・ワンダー」カヴァー。

1976年の『Songs in the Key of Life』の5thのシングル。

As (Duet with Mary J.Blige)このデュエットも大好物です♪