HI!心呼吸 7月3日(水)

M1>  A Friend Is A Friend  /  ピート・タウンゼント

 

『ピート・タウンゼント』

1945年5月19日、英国ロンドン生まれイギリスのミュージシャン、小説家。

『ザ・フー』のギタリスト、ソングライターとして有名。

右腕を回しながらギターをかき鳴らしたり、ギターや機材をステージ上で破壊する・・・

そんなイメージもあるなぁ・・・。

2011年「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」では10位。

そんな彼の1996年リリースされた

「ベスト・オブ・ピート・タウンゼント」

まさに彼の集大成的なベストです。

彼の才能が「ザ・フー」の頭脳だったと再認識。

「ザ・フー」の時代とは一味違う、知的でウィットに富んだソングライターぶり。

あらためて偉大な才能の閃きを感じる。

1989年のスタジオ・アルバム「The Iron Man」に収録されたこの曲

「ア・フレンド・イズ・ア・フレンド」はミュージカル風にアレンジされています♪

 

 

 

 

 

M2>   Claim On My Heart  /   サラ・ヒックマン

 

爽やかなステージを観終わったような感覚のあとには

こんな1曲はいかがでしょうか?

自然の中で聴きたくなるような歌声は・・・

1963年アメリカはノースカロライナ州ジャクソンビルで生まれた

『サラ・ヒックマン』

現在もバリバリ活躍していらっしゃるシンガー・ソング・ライター。

彼女の2作目のアルバムがこちら。

1991年に日本でのデビュー・アルバムとしてリリースされた

『SHORTSTOP』

元々シンプルなアレンジで、清潔感のあるヴォーカル。

このジメジメなシーズンに乾いたフォーキーな歌声は心地いい。

昔の「ジョニ・ミッチェル」をイメージする人もいるように、

彼女の声はどこか懐かしくて安心できます。

優しいギター、バンジョー、アコーディンの音色が気持ちいい。

 

 

HI!心呼吸 7月2日(火)

M1>  ONE NOTE SAMBA   /   ハービー・マン&ジョアン・ジルベルト

・ウィズ・アントニオ・カルロス・ジョビン

こんな名盤はいかがですか?

『ハービー・マンとジョアン・ジルベルトの夢の共演!』

このアルバムの帯にはこんな文言が踊ります♪

ジャズ・フルート界の魔術師『ハービー・マン』がブラジルに赴き、

『アントニオ・カルロス・ジョビン』らと録音したアルバム

『ドゥ・ザ・ボサノヴァ』

の収録曲と、「ジョアン・ジルベルト」が1959年~1961年に録音した曲をカップリング。

1965年の作品『ハービー・マン&ジョアン・ジルベルト』

ボサノヴァのお好きな方ならご存知の方も多い名曲。

アルバム10曲目「ワン・ノート・サンバ」

ここでの演奏は、とてもジャジーな雰囲気。

スタンダードのボサノヴァの優しいメロディと、

夏の午後のようなマッタリとするジョアンの歌声。

レトロな風景をイメージさせてくれます。

 

 

 

 

 

M2>   想いあふれて ( Chega de Saudade)  /   イリアーヌ・イリアス

 

ブラジルはサンパウロ生まれのジャズ・アーティスト

『イリアーヌ・イリアス』

2008年の夏にリリースされた「イリアーヌ」のアルバムは

『Bossa Nova Stories』 (私のボサ・ノヴァ)

ズバリ!ボサ・ノヴァ!を楽しませてくれます。

何でもこの年2008年。

【1958年にジョアン・ジルベルトの「想いあふれて(シェガ・ジ・サウダージ)」と

「デサフィナード」が録音されそのまま大ヒット、

「デサフィナード」では“ボサ・ノヴァ”という言葉が最初に歌詞で登場したことから、

ボサ・ノヴァという文字通り“新しい傾向”はこの年から始まったとされている】

1958年からちょうど50年。

ボサ・ノヴァが誕生してから50年のメモリアルな年でした。

そのタイミングでリリースされた1枚。

スタンダードを丁寧に、鮮やかに歌い上げた大好きな1枚。

 

HI!心呼吸 7月1日(月)

M1>     Speak Low  /   フランシス・ウェイン

 

7月がスタート♪

それも月曜日からスタートなんて♪今月もこのコーナーでごゆっくりと♪

マサチューセッツ州ボストン生まれのジャズ・ヴォーカリスト。

『フランシス・ウェイン』

作編曲家で一時代を担った「ニール・ヘフティー」(カウントベイシーの「アトミック ベイシー」の作編曲がこのニール・ヘフティー)の愛妻としても有名。

「チャーリー・バーネット」や「ウディ・ハーマン」楽団でも歌った

「フランシス・ウェイン」の遺作が

『ウォーム・サウンド』

1957年4月27日 ニューヨーク録音。

モダン・ジャズの有名スタンダードを多数カヴァーしています。

なんと言っても、このジャケットのデザインはインパクト大!

ハートのクイーンが憂いを含んだ目でこちらを見ている。

良き時代のジャズサウンド。レトロのラジオからこんな曲が流れていた時代に憧れる。

 

 

 

 

 

M2> Every breath you take(見つめていたい)  /   THE POLICE

 

7月のスタートに耳に心地いいサウンドを♪

ご存知『THEPOLICE』

彼らの代表するアルバム1983年にリリースされた

『synchronicity』(シンクロニシティー)

ポリスにとっては最後のアルバムになります。誰もが認める名盤。

1983年の全米No.1ヒット曲といえばこの曲!

ちなみにこのアルバムに収められている曲のほとんどが、

「スティング」によって提供されています。

今聞いても斬新です。

そしてゾクゾクさせてくれるドラム。

「ハイハッティスト」の異名を持つPoliceのドラマー

「スチュワート・コープランド」のドライブ感・・・

感動します。

もう40年も前のアルバムを大事に耳にできる幸せです♪