HI!心呼吸 9月30日(月)

M1>  Comedy Waltz(コメディ・ワルツ)/ フェアーグラウンド・アトラクション

 

9月の最終日。今月の締めくくりは♪

このアルバムをゆっくり聞いたことがある方はいらっしゃいますか?

80年代後半にリリースされ、世界中で愛され、

もちろん日本でもラジオではパワー・プレイ・ラッシュのようにONAIR

今もなお曲が流れるだけでHAPPYになれる。

『フェアーグラウンド・アトラクション』

心地よいアコースティックサウンド。

ヴォーカル「エディ・リーダー」の歌声。

1988年に発表された『ファースト・キッス』

何度聞いたかわからない。そんな方も多いはず。

ジャケットの写真は日本でも人気を博す『エリオット・アーウィット』の作品。

「ジャケ買い」をしたんだ!という方もいるはず。

この中の「パーフェクト」は当時、全英で4週連続第一位!に

輝いた言わずと知れた大ヒットナンバー。

でも今日は「コメディ・ワルツ」何度聞いても好きなんです。

 

 

 

 

 

M2>     You Lovin’ Me   /   ハル・ケッチャム

 

9月もお世話になりました。

秋が深まってくると聴きたくなるのはスタンダードなカントリー・ミュージック。

『ハル・ケッチャム』

プロとしてデビューしたのが1986年。

と言いますから彼が「33歳」のときのデビューだったんですね。

遅咲きのミュージシャンです。

遅咲きがまた味のある歌声を聴かせてくれているんです。

色気を出さないスタンダードなカントリーは心を穏やかにしてくれます。

その無骨な感じ。

でもスーッと入ってくる耳に馴染む彼の歌声はまさにカントリー。

1992年にリリースされている『Sure Love』

風が秋風に変わり、落ち葉が秋色に。

耳も「秋音」を聞きたくなりますよね。

そんな時にゆっくりと彼の真っ直ぐな歌声に耳を預けてみることをオススメします。

バックのスティールギターやコーラスなど音楽的にも重量感ある演奏を楽しめるはず。

 

HI!心呼吸 9月27日(金)

M1>    You’re Still Here  /   キャシー・トロッコリ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

貫禄の歌声をどうぞ♪

クリスチャン系のポピュラーミュージックの世界で

アメリカで多くのファンを獲得したシンガー

『キャシー・トロッコリ』

ナッシュビル出身の歌手として登場しました。

日本でもアルバムはリリースされていますが、 日本での知名度は残念ながら低い。

なぜ?こんなに素晴らしい歌を聞かせてくれるのに。

ゴスペル・ベースにポップス調に聴かせてくれます。

包容力のある声質。

そしてこのどっしりとした歌唱力。

彼女のキャリア30年を記念してリリースされた1991年の

『The Kathy Troccoli Collection 30 Years / Songs』にも収録されたこの代表曲。

包容力に満ちた彼女の世界を体感してください。

 

 

 

 

 

M2>    Miss You Like Crazy  /     ナタリー・コール

 

今週の締めくくりはこんな名曲。

気づけば9月も大詰めですね。

人生の酸いも甘いも知り尽くした歌声というのでしょうか。

言葉を超えて沁み渡る感動を与えてくれる。

ナット・キング・コールの実娘

『ナタリー・コール』

母音を発する時の歌声がお父さんのコール氏の歌声と重なりますよね?

偉大なる父に刺激を受けた彼女の声はパワフルで且つ上品で優しく温かい。

1989年にリリースされた

『Good To Be Back』

大ヒット・スローナンバー「Miss You Like Crazy」

このメロディがを学生時代、よく聴いたなぁ。

今、この令和の時代にも聴いてもとても心に響きます。

秋に聞きたくなるスロー♪

皆さんの心も落ち着いてくれると嬉しいです♪

HI!心呼吸 9月26日(木)

M1>   Please Read the Letter /   ロバート・プラント&アリソン・クラウス

 

まるでロード・ムービー映画のサントラの様な心地よさ。

2007年の作品『RAISING SAND』(レイジング・サンド)

グラミー史上・女性最多受賞を誇るシンガー

『アリソン・クラウス』と「ロバート・プラント」とのコラボ作品。

この年の2007年の第51回グラミー賞で

<アルバム・オブ・ジ・イヤー>

<レコード・オブ・ジ・イヤー>などを含む5部門を受賞しちゃった名盤。

決して明るく派手ではないですが、重厚さがある。

気品と貫禄に満ち溢れる。

バックの演奏も派手でなく堅実な安定なプレイ。

そこに2人の歌声が乗る・・・秋の夜長のBGMには最適だと再確認。

何度でも聴いていられる安心感。と温もり。

ルーツミュージック、フォーク、ケルト、カントリー、ブルーグラス、ケイジャン、全ての要素が入っている音楽でご堪能下さい。

 

 

 

 

 

M2>      Maybe   /     ダナ・グローヴァー

 

秋の深まりに耳が欲する1曲です。

才能って凄すぎるねって曲でもありますよね。

ジャズもロックも好きな方にもおススメ。

聴き惚れるほどの歌声の持ち主。

そしてシンガーともう一つの顔は「サックス・プレイヤー」

そして元モデル・・・

彼女はサックスでも色んなアーティストの作品に参加していたりしています。

『ダナ・グローヴァー』

2003年のデビュー・アルバム。

『テスティモニ』

サックスを封印。ソウルフルな歌声を聞かせてくれます。

グローヴァーのルーツ。

心に訴えてくる声は凛としたチカラを感じます。

秋の空気にマッチしますよ♪

 

HI!心呼吸 9月25日(水)

M1>   After All(Love Theme from “Chances Are“ ) /    シェール(Cher)

 

この季節になるとなのか?彼女の声が恋しくなります。

1989年にリリースされた

『Heart of Stone』

『Cher』(シェール)が発表したロックな1枚。

この艶やかな声がやっぱり好きです。

2000年代のEDMバリバリの「シェール」にはないシンプルなロック。

1998年の「Believe」のイメージが強いと…ギャップに感じるかも。

このアルバムを遡りながら聞いた時の新鮮さ。

さて、この「ピーター・セテラ」とのデュエット曲

「After All」

この曲が使われた映画「Chances are/邦題(ワン・モア・タイム:1989年)」

日本国内の知名度は低いですが、アメリカではヒットを記録。

80年代の代表するバラードだと思うのは僕だけでしょうか?

 

 

 

 

 

M2>     U Want Me 2  /      サラ・マクラクラン

 

個人的に大好きなバラードの次にはこんな曲を♪

心を優しく包み込む歌声で癒されませんか?

美しく、スピリチュアルな聖なるその歌声の持ち主

『サラ・マクラクラン』

過去に数度のグラミー賞を受賞したDIVA。

2010年にリリースされた『Laws of Illusion(イリュージョン)』

バンクーバー五輪で歌われた「One Dream」も収録されている

日本でも人気の1枚。

伸びやかな歌声は透明感を帯びて、温もりに満ちています。

『U Want Me 2』

日本の季節にもフィット。

日頃、忙しい日常には彼女の歌はパワーも与えてくれますね。

気持のリセット、心の充電には彼女の声はピッタリかと。

季節の移り変わりに出会いたい声かも。

 

 

HI!心呼吸 9月24日(火)

M1>   Stable Song   /  デス・キャブ・フォー・キューティー

 

こんな沁みるサウンドが似合う季節になってきました。

アメリカ、ワシントンで結成された4人組バンド

『デス・キャブ・フォー・キューティー』

通算5枚目のアルバム2005年にリリースされた

『PLANSプランズ』

このバンド・サウンドの美しくも切ないメロディ、

歌も、自然と体に沁み込んでくる感じ。

実に心地いいサウンドを聞かせてくれます♪

繊細で抒情的なサウンドってなかなかない気がします。

どこか日本人の琴線にも近い感覚のサウンド・メイキング。

曲の流れ具合、ラストまで聞きながら何の抵抗もない・・・

11曲目にクレジットされている

「ステイブル・ソング」

この曲は優しいギターの音色からスタート。

 

 

 

 

 

M2>  Mar Da Gavea(マール・ダ・ガベア) / アート・リンゼイ

 

『アート・リンゼイ』

ニューヨーク生まれのギタリスト、歌手、プロデューサー、作曲家。

3歳から18歳までブラジルで過ごした彼。

そこで影響されたブラジル音楽に傾倒していきます。

これまでに「カエターノ・ヴェローゾ」や「マリーザ・モンチ」などの

プロデュースを手がけていて、ブラジル音楽に新しい扉を開いてきたアーティスト。

さてこの作品ではボーカルに徹しています。

1996年にリリースされた『マンド・シビライゼイド』

ブラジルの「バイーヤ」とN.Y.で録音された全11曲。

その素朴ともいえる穏やかな歌声はリラックスをもたらしてくれます。

僕の「アート・リンゼイ」との出会いの作品。

ブラジル音楽の奥深さはもちろん。

幾何学的な音楽の心地よさ。なんといってもアート・リンゼイという

「才能のカタマリ」に感動です。

HI!心呼吸 9月23日(月)

M1>   Martian Puppies  /   シチズン・ジェーン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

今日は「秋分の日」の振替休日。

いつもよりゆっくりと♪

『Citizen Jane』(シチズン・ジェーン)

1990年代に活躍したジャズ・ポップ・ユニット

1993年にデビューアルバムをリリースしてから、

コンスタントにリリースを重ねました。

バイオリン、ギター、ボーカル。

歌モノがメインですが、ジャズに特化したアルバムもリリースしてます。

1997年にリリースされた

『ファースト・レディー&セカンド・マン』

このアルバムのオープニングに収録された

「マーシャン・パピーズ」♪

彼らの代表曲にもなりました。秋の日差しにもマッチするでしょ?

 

 

 

 

 

M2>     Heaven  /     ブライアン・アダムス

 

秋が本格的に始まったと言う事で。

『ブライアン・アダムス』

こちらも1997年にリリースされた

『Unplugged Live盤』

この音源は1997年9・26

ニューヨークのハマースタイン・ボールルームでのアンプラグドのライブを収録したもの。

オーケストラを従えた豪華なライブ盤は今でも鳥肌もの。

選曲も非常に素晴らしい。

ツボをつく選曲に涙です。

ロマンチックな哀愁ロックは感涙もの。

この「Heaven」の美しいこと。

この「Unpluggedシリーズ」は、やはりオリジナルあっての作品なんだなぁって。

ファンにはたまらないシリーズ。

久々にしゃがれ声に秋空がマッチします。

 

HI!心呼吸 9月20日(金)

M1>      Hero   /    マライア・キャリー

 

2001年9月11日に起きた米国同時多発テロ事件。

この事件からわずか10日後の「9月21日」

米英のトップ・ミュージシャンおよびハリウッド・スターが一同に会した犠牲者追悼チャリティイベント『トリビュート・トゥ・ヒーローズ』が催されました。

イベントの模様は全米4大ネットワークをはじめ全世界で放送され、大きな反響を呼んだ。

同時多発テロの被害者の遺族への寄付を募る2時間にわたるテレソンの模様。

「アメリカ:トリビュート・トゥ・ヒーローズ」

全世界210か国で8,900万人がこのテレソンを視聴していたんです。

体調不良ながら駆けつけた『マライア・キャリー』による、

このイベントにぴったりの「Hero」が披露された。

その模様を収めたオムニバスアルバム

2001年にリリースされた『アメリカ:ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ』

このアルバムは色々あった9月中に日本でも聴くべきじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

M2> What’s It All Supposed to Mean?  /    ギルバート・オサリバン

 

今週の締めくくりは♪

「ALONE AGAIN」でお馴染みのシンガー・ソングライター

『ギルバート・オサリバン』

オリジナル・アルバムとしては14作目?

ポップスの王道といえるメロディ・・・期待通り。

2003年の1枚。この時期には最高のアルバムです。

『ピアノ・フォアプレイ』

声の変化は仕方ないかもしれませんが、しかし彼の歌いこなし、

温もり、落ち着き感。変わらない。

このアルバムの全体的に落ち着き。

これぞ大人のポップス。

キャッチーでありながら、飽きさせない。

それって、凄い難しい事だと思うんです。それをサラッと。

オサリバンの魅力全開に楽しめて僕は大好きな1枚♪この秋にいかがですか?

 

 

HI!心呼吸 9月19日(木)

M1>   Overdose of Joy /   ザ・ユージン・レコード

 

「ダンス・クラシック」というキーワードが心地いいシーズン。

ソウル・クラシック・ナンバーをどうぞ。

『ユージン・レコード』

1940年12月23日シカゴ生まれのソウル・シンガー。

「カーティス・メイフィールド」と並ぶノーザン・ソウルの代表的アーティスト。

ポップでマイルドな音楽センスは大好物です。

ライトなグルーヴに彼のファルセット・ヴォイスが美しいこの名曲

「オーヴァードーズ・オブ・ジョイ」♪

いつの時代にも映える1曲。

1977年の初のソロ・アルバムをリリース。

『ザ・ユージン・レコード』

ディスコの走りの時代。

こんなファンキーなリズムがダンスフロア、ラジオでも鳴り響いていた時代。

 

 

 

 

M2>   My Ever Changing Moods  /   ジャックソウル

 

SOUL繋がりで。

カナダを代表するソウル・シンガー『Haydain Neale』(ヘイデン・ニール)率いる

『Jacksoul』

カナダで人気を博したシンガーソングライターは、

以前はホテルマンだったという過去を持ち、メジャー・シーンに躍り出たんです。

彼が影響を受けた名曲たちを彼のフィルターに通して歌った作品。

2007年にリリースされたその名も

「MY SOUL」

Jacksoulのカバーが良いんです♪チープさもなく、自分の世界でアレンジ。

彼のセンスの良さも感じられます。

今日は『スタイル・カウンシル』のカバーです。

My Ever Changing Moods♪

幅広い彼のセンスの良さと、彼の歌声も堪能して下さい♪

カバーのジャンルの幅も無限大♪

 

HI!心呼吸 9月18日(水)

M1>   プッシュ・バック(推翻)  /     フェイ・ウォン

 

久しぶりに彼女の声に惹かれます。

気づけば9月も半ば。9月をどんな風に過ごしていますか?

夏が過ぎて少しもの想いにふける秋の夜長に

『フェイ・ウォン』の歌声はいかがですか?

1999年のアルバム『ラヴァーズ・アンド・ストレンジャーズ』

フェイ・ウォンと言えば、

彼女主演の映画『恋する惑星』メイン・テーマ「夢中人」

「Eyes On Me」などのヒット曲が印象的。

このアルバムはロックからバラードまでバラエティーに富んで、

そこに「中華の郷愁」を味わます。

彼女の変革期の作品としても内容が非常に豊かな構成。

ストリングスとの相性も抜群♪今日はお気に入りの『プッシュ・バック』(推翻)♪

 

 

 

 

 

M2>     New Song   /   王舟 (Oh Shu)

 

『王舟 (Oh Shu)』

中国・上海生まれ、日本育ちのシンガー・ソングライター。

このリズムと彼の歌声に「人懐っこさ」を感じてしまう。

2014年.多くのゲストミュージシャンを迎えてバンド編成で制作した

デビューアルバム「Wang」

東京を代表するミュージシャンたちが参加し、

約3年の制作期間を経て完成した作品らしい。

自然な空気を感じる1枚。

この「王舟」のサウンドが凝り固まった身体をほぐしてくれるようです。

優しいメロディが沢山。非常に心地いい1枚。

“王舟語”ともとれる発音の英語詩、時に日本語詩を歌い分ける特徴的な歌唱法。

日本でもなく、上海でもなく、多国籍。

その音楽の面白いのは勝手に身近に感じてしまう人懐っこさ。

ふらっと立ち寄りたくなる彼の音楽に秋は丁度いい季節かも。

 

HI!心呼吸 9月17日(火)

M1>     He Loves And She Loves  /     キャロル・スローン

 

チャーミングでありながら、円熟味あふれる歌声。

安心感に満ち溢れるメロディに見事に乗ります。

秋が加速中ですね。

「コンテンポラリー・レコード」から「コンコード・ジャズ」へ移籍しての第1弾

1992年にリリース『Heart’s Desire』

キャロル・スローン54歳の時の録音された1枚。

優雅でいてそれにしてもチャーミングです。

レギュラーのトリオの演奏との息のピッタリさ。

バラードからスウィングまで現代的なアレンジで非常に聴きやすくて

飽きのこない作品でお気に入りです。

個人的には彼女の声質はエンドレスで聴けるイメージのものではないですが、

この1枚は「このシーズン」にぴったり。

ゆっくり聴けます。近くに置いておきたくなる。

そんな作品です♪

 

 

 

 

 

M2>   Far Celestial Shore  /   メイヴィス・ステイプルズ

 

『メイヴィス・ステイプルズ』

1939年7月10日(85歳)イリノイ州シカゴ生まれ。

1950年代から活躍し続けているゴスペル・シンガー。

ロックの殿堂入り(99年)、グラミー特別功労賞(05年)を

受賞しているというソウル・ミュージックの巨匠みたいな人物。

今だ現役の伝説的ソウル・シンガーさんです。

そんな「メイヴィス・ステイプルズ」この人もチャーミングなんです。

2013年にリリースされた

アルバム『ワン・トゥルー・ヴァイン』

心の歌と言われるゴスペルですが、この方の声はゴスペルなどを知らない

僕でもちゃんとメッセージを届けてくれるような力強さがあるんです。

60代後半から70代にこんなにコンスタントに数多くの作品をリリース。

魂の歌声が聴く者をふるわせるってこういう事。

まさに魂で歌う彼女の声をどうぞ♪