M1> A man of this world / コルネイユ
今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪
ルワンダ出身。フランスをベースに活躍するシンガー
モントリオール在住。
『コルネイユ』
独特の低めのテナーで聞かせてくれる彼の音楽世界。
このアルバムは英語詞で構成された2007年のアルバム
『ザ・バース・オブ・コーネリアス』
もともと彼は「ルワンダ」で「ツチ族」と「フツ族」の大量虐殺の現場に遭遇、
両親・兄弟を目の前でなくすというつらい過去を持っているんですね。
その後、色々な国を転々とし、大学にも進学したという彼。
そんな過去を背負いながら歌われる、スウィートでメロウなサウンド。
その音が愛に溢れているのは「素晴らしい」
深い悲しみなども優しく包み込みます。
不思議な心地良さを持つ彼の声は重すぎず、軽すぎず、肌に合う。
今の自分にも、今の自然にも、今の時間帯にも肌に合うのです。
M2> Justify Me(acoustic version) / ネイト・ジェームス
今週の締めくくり。
2007年にリリースされている『Kingdom Falls』
R&Bシンガー『ネイト・ジェームス』のセカンド・アルバムです。
ファーストのインパクトも大きかったですが、
このセカンドは味わい深くて、サラッと聞き流せない・・・そんな1枚。
日本盤にはボーナス・トラックが収録されていて、
ご存知「ジャスティファイ・ミー」のこのピアノ・アコースティック・ヴァージョンが
収録されているんですが、シングルよりもシンプルで緊張感もあって抜群。
個人的にこちらのテイクの方が好きかも。
往年のソウル。
グルーヴとファンクを21世紀のフレイヴァーで聞かせてくれる。
「スティーヴィー・ワンダー」や「ルーサー・ヴァンドロス」がお好きな方には
たまらない歌声ではないでしょうか?
濃いブラック・コーヒーと一緒に味わいたい気持ちになります。