M1> Sincerely(シンシアリー) / ムーングロウズ
1951年にケンタッキー州ルイヴィルで結成された歴史的に価値がある
R&Bグループ『ムーングロウズ』
リード・シンガーで作曲も担当する「ハーヴィー・フクア」
「ボビー・レスター」が中心のグループ。
1950年代のドゥー・ワップ全盛期に活躍した、人気グループでした。
彼等のデビューアルバムは
「ルック!イッツ・ザ・ムーングロウズ」
ジャケットのデザインだけでも有名な名作。
今日のアルバムは2011年にリリースされたベスト盤
『The Moonglows – Most Of All (The Singles A’s & B’s)』
コーラスの美しさ。
アルバム全体を覆うブルージーな雰囲気。
とにかく渋いです!
ティーンエイジャーたちをターゲットにしていたとは思えないほどの渋さ。
M2> When I Fall in Love(恋におちた時) / ヘレン・メリル
年末になると個人的にこの方の声も聞きたくなってしまう。
「ニューヨークのため息」と呼ばれたジャズ・シンガー
『ヘレン・メリル』
思わずため息が出てしまうような彼女の歌声。
年末のバタバタをちょっとリセットです。
1955年に録音された1枚。
『ヘレン・メリル・ウィズ・ストリングス』
ストリングスと見事なリズム・セクションをバックに愛の歌声を届けてくれる1枚。
思わずリズムを刻んでしまう名曲の数々。
それにしてもこの脱力感の中の存在感は一体?
このメンバーの豪華さでもどんなアルバムか分かってしまいます。
ハンク・ジョーンズ(p)ミルト・ヒントン(b)
ソル・ガビン(ds)バリー・ガルブレイス(g)
こんなサポート陣をバックに歌われる彼女の55年の歌世界。