M1> It’s The Same / J.D サウザー
一度でいいから彼の生の声を聴いてみたかった。
昨年2024年に78歳の生涯の幕を閉じた
『J.Dサウザー』
昨年も偉大なるアーティストさんがこの世を去った。
1972年発表の1st『John David Souther』
70年代の西海岸系のシンガーソングライターとしてではなく、
「ジェイムス・テイラー」、「ジョージ・ストレイト」「ザ・チックス」にも
曲を提供。
「イーグルス」の数々の楽曲をメンバーと共作している裏イーグルス(笑)
「ニュー・キッド・イン・タウン」など多数を生み出したひと・・・。
そんな彼のソロ・デビュー作がこの名盤、
ヒットソングに恵まれた後々のアルバムに比べるとすこし地味に聞こえますが、
とんでもない。
このシンプルなリズムと柔らかい声は今聞いても美しい。
いつだってシーンに似合ってしまいます。
M2> Right Next to the Right One / ティム・クリステンセン
『ティム・クリステンセン』
2003年にリリースされているセカンドアルバム
『Honeyburst』 (ハニーバースト)
デンマーク出身で元「ディジー・ミズ・リジー」のヴォーカリストとして
世界のロック・キッズたちを魅了。
この作品にも哀愁たっぷりに美しいメロディが詰まった名盤。
バンドの派手さというものはないですが、むしろ派手さなんていらない。
満足度がハンパない。
しみじみと感動しながら味わえるような1枚。
その内容も濃厚。
1970年代のイギリスのフォーク・ロックの色も感じさせるサウンド。
どこか懐かしくて涙腺を刺激してくれます。
その「明暗」のコントラストがハッキリしている作品。
この名曲「ライト・ネクスト・トゥ・ザ・ライト・ワン」
2007年にセリーヌ・ディオンによってカヴァーされた1曲でもあります。