HI!心呼吸 1月13日(月)

M1>   BUT NOT FOR ME  /   チェット・ベイカー

 

ご成人を迎えらえた皆様。ご家族の皆様。

大変おめでとうございます。「成人の日」

今週はこんな大人の曲はいかがでしょうか?

ウエストコースト・ジャズの代表的トランペット奏者、ヴォーカリスト

『チェット・ベイカー』

代表作として多くの人が真っ先にあげるのがやはり本作。

『sings』

トランペッターだったチェットが歌うようになったのは50年代はじめのこと。

そして歌手としての名声を確立したのがこの作品。

曲はおなじみのスタンダード。

優しくて惹きこまれるような不思議な魅力が詰まっています。

少しかすれる様に歌う若きチェットの声。

しかし、スタンダードをチェットが歌うと独特の世界が広がります。

「こんな良いことがある、でも僕のためじゃない。

あんな良いことがある、でも僕のためじゃない」大人の世界みたいに深い歌詞。

 

 

 

 

 

M2>   Nobody Knows  /   トニー・リッチ・プロジェクト

 

95年の冬。

紛れもなく僕も20歳になった頃。

そのタイミングで忘れもしない衝撃なデビュー。

このアルバム『ワーズ』

このデビュー・アルバムはリリース4ヶ月でプラチナムに!

この年のグラミー賞で「BEST R&B ALBUM OF THE YEAR」に

輝いた、言わずと知れた1枚。

僕の大学時代、このアルバムを車に積み込んでドライブに。

大変お世話になった名盤です。

『トニー・リッチ・プロジェクト』

20代前半で世界の音楽ファンに突如ぶつけたこの作品。

ライティングセンス、才能はベビーフェイスの最大にして

最強のライバルとも呼ばれるほどの存在感を示したんです。

そう考えて今聞くと若さと才能に身震いするほど・・・。20歳に幸あれ!