M1> BUT NOT FOR ME / チェット・ベイカー
ご成人を迎えらえた皆様。ご家族の皆様。
大変おめでとうございます。「成人の日」
今週はこんな大人の曲はいかがでしょうか?
ウエストコースト・ジャズの代表的トランペット奏者、ヴォーカリスト
『チェット・ベイカー』
代表作として多くの人が真っ先にあげるのがやはり本作。
『sings』
トランペッターだったチェットが歌うようになったのは50年代はじめのこと。
そして歌手としての名声を確立したのがこの作品。
曲はおなじみのスタンダード。
優しくて惹きこまれるような不思議な魅力が詰まっています。
少しかすれる様に歌う若きチェットの声。
しかし、スタンダードをチェットが歌うと独特の世界が広がります。
「こんな良いことがある、でも僕のためじゃない。
あんな良いことがある、でも僕のためじゃない」大人の世界みたいに深い歌詞。
M2> Nobody Knows / トニー・リッチ・プロジェクト
95年の冬。
紛れもなく僕も20歳になった頃。
そのタイミングで忘れもしない衝撃なデビュー。
このアルバム『ワーズ』
このデビュー・アルバムはリリース4ヶ月でプラチナムに!
この年のグラミー賞で「BEST R&B ALBUM OF THE YEAR」に
輝いた、言わずと知れた1枚。
僕の大学時代、このアルバムを車に積み込んでドライブに。
大変お世話になった名盤です。
『トニー・リッチ・プロジェクト』
20代前半で世界の音楽ファンに突如ぶつけたこの作品。
ライティングセンス、才能はベビーフェイスの最大にして
最強のライバルとも呼ばれるほどの存在感を示したんです。
そう考えて今聞くと若さと才能に身震いするほど・・・。20歳に幸あれ!