M1> But Not for Me / クリス・コナー
『クリス・コナー』
「バードランドの子守唄 」はあまりにも有名。
この他、代表作を多数残したアメリカのジャズ・シンガー。
安定感の歌唱力を持。独特のハスキーボイス。
1950年代に成功を収めたシンガーの一人。
同時期には「アニタ・オデイ」などと活躍したシンガーです。
さてこのアルバムには感情豊かに、情景が浮かんでくるような美しい曲が並びます。
クリスの人気盤
『HE LOVES ME, HE LOVES ME NOT』(オリジナルは56年に録音)
「ペギー・リー」と同じようなハスキーな歌声は、
ペギーとは一味違う深みがあります。
かすれている様でズッシリとこちらまで届く声量。
心地いいハッキリとした歌声でJAZZを聴きたいと言う方には
彼女の歌はおススメです。
彼女のバラードもゆったりとじっくりと楽しむには最高かも♪
M2> Song for Sandra / ラウル・ミドン
魂に響く「ギター・ラブ・ソウル」を奏でるアーティスト
『ラウル・ミドン』
2007年にリリースされたセカンド・アルバム。
『a world within a world』(世界の中の世界)
ラウルの音楽性を存分に聞かせてくれる1枚に仕上がっています。
ギターのテクニックはもちろんですが、
彼のこの歌声はスイートで、温もりで包まれます。
前作までは激しく叩くようなギターテクニックを思う存分聞かせてくれたミドン。
このアルバムは非常にメロディアスで、美しいアルバムに。
そして何より広い「音楽視野」を手に入れた彼の真骨頂。
ラブソングはしっとりと、参加している豪華なシンガーとの曲はインパクト大。
例えば、「ミッシェル・ンデゲオチェロ」が参加している
「ピック・サムバディ・アップ」は唸ってしまうほどメロディアス。
そのほかの曲も詩の内容から自分のスタイルを直視できている自信作に聞こえてきます。
マウストランペットの囁きや、ギターの綺麗な音色、メロディの美しさを楽しんでください。