M1> 心が見えたから?(Porqué Te Conocí?) / エクトル・ラボー
1946年にプエルトリコで生まれたサルサを代表する歌手・ラテン・シンガー
『エクトル・ラボー』
プエルトリコ音楽学校に通っていた彼は17歳のときに、
ニューヨークに移りバンド活動をスタート。
このころ他のラテン系の歌手と区別するために、彼は「フェリペ・ロドリゲス」の
あだ名”La Voz”(声)を採用し、芸名をラボー(Lavoe)に変えたそうな。
1978年の傑作アルバム
『コメディア』
ストリングスも駆使した凝ったアレンジは実に美しい。
サルサに興味がある方は持っておいた方がいいかも。
美しく伸び伸びした歌声は胸の奥に響きます。
せつなくて美しくて、晴れやかな気持ちになります。
背筋がゾクゾクするような繊細さ、
もの悲しいような哀愁。
「サルサ史上最高の歌い手の一人」と言われる彼の実力ごゆっくり。
M2> Waters Of March(3月の雨) / バーシア
2004年にリリースされた『バーシア』のベスト盤
『クリア・ホライズン~ベスト・オブ・バーシア』
イギリスのグループ「マット・ビアンコ / Matt Bianco」の
ヴォーカルとしてデビューしたのが1984年のこと。
その時から彼女の声の存在はピカイチだったと。
グループ脱退後のソロ・デビュー・アルバム
「Time and Tide / タイム・アンド・タイド』を87年に放ってから
イギリスでヒットを飛ばし、アメリカへ、そして世界へ。
彼女の声はオールシーズン合いますが、特に「春」にピッタリな気がします。
3月に入ったら聴きたくなる1曲。
「Waters Of March(3月の雨)」
(アントニオ・カルロス・ジョビンのカバー『三月の雨』もバーシアのテイストで)
歌詞↓
カタツムリ、ふるい、「蜂」、山の小道、馬とラバ、遠方の砂州、伸びる青い三つの影
そして 川岸のおしゃべり、「三月の水」あなたの心の中にある生きることの希望♪