M1> From The Morning / ニック・ドレイク
『ニック・ドレイク』
イギリス出身のフォーク・シンガー・ソングライター。
闘病の中、2日間の深夜のセッションで生み出したという短くも力強い傑作。
1972年にリリースされた
『Pink Moon』
たった「28分間」のアルバム。
このアルバムには、ソワソワするような落ち着かない不思議な安心感がある。
そこに佇む静かな強さというか。
人を惹き付ける魅力に満ち溢れているんです。
アルバムの最後の曲『From The Morning』
「And now we rise, And we are everywhere 」
「そして私たちは起き上がる。 あらゆるところにいる。」という内容。
アルバムは喪失や失敗を歌っている作品ですが、
同時に「蘇り」も語っていたのではと希望をもたせてくれる。
今日は3.11.忘れてはいけない日。
M2> FOR THE GOOD TIME(心の思い出)/ レイ・プライス
1971年の曲。
なんて美しい曲なんだろう「心の思い出」と名付けられた歌。
『レイ・プライス』
「心の想い出」(For the Good Times)
『クリス・クリストファーソン』の作詞作曲による楽曲。
カントリー歌手「レイ・プライス」がカバーし大ヒットを記録した彼の代表曲。
「クリス・クリストファーソン」の優しさと切なさがあふれ出ています。
うまくいかなくなった二人。
「人生なんてそんなものだよ。世の中もそうやって動いてる。
だから一緒にいられたこと。この瞬間を大事にしよう。」
まさにレジェンドだった彼のことを知るたびに偉大さを知る。
昔の映像で歌い彼は優しく、甘く歌い上げる。
晩年の映像でも歌われた彼の歌声は昔と変わらずにセクシー。
僕らはこんなに素晴らしい曲を知る必要があるんだ。
ですよね?今をどうやって生きるのか。それが大事なんでしょうね。