HI!心呼吸 3月11日(火)

M1>     From The Morning  /    ニック・ドレイク

 

『ニック・ドレイク』

イギリス出身のフォーク・シンガー・ソングライター。

闘病の中、2日間の深夜のセッションで生み出したという短くも力強い傑作。

1972年にリリースされた

『Pink Moon』

たった「28分間」のアルバム。

このアルバムには、ソワソワするような落ち着かない不思議な安心感がある。

そこに佇む静かな強さというか。

人を惹き付ける魅力に満ち溢れているんです。

アルバムの最後の曲『From The Morning』

「And now we rise, And we are everywhere 」

「そして私たちは起き上がる。 あらゆるところにいる。」という内容。

アルバムは喪失や失敗を歌っている作品ですが、

同時に「蘇り」も語っていたのではと希望をもたせてくれる。

今日は3.11.忘れてはいけない日。

 

 

 

 

 

M2>   FOR THE GOOD TIME(心の思い出)/  レイ・プライス

 

1971年の曲。

なんて美しい曲なんだろう「心の思い出」と名付けられた歌。

『レイ・プライス』

「心の想い出」(For the Good Times)

『クリス・クリストファーソン』の作詞作曲による楽曲。

カントリー歌手「レイ・プライス」がカバーし大ヒットを記録した彼の代表曲。

「クリス・クリストファーソン」の優しさと切なさがあふれ出ています。

うまくいかなくなった二人。

「人生なんてそんなものだよ。世の中もそうやって動いてる。

だから一緒にいられたこと。この瞬間を大事にしよう。」

まさにレジェンドだった彼のことを知るたびに偉大さを知る。

昔の映像で歌い彼は優しく、甘く歌い上げる。

晩年の映像でも歌われた彼の歌声は昔と変わらずにセクシー。

僕らはこんなに素晴らしい曲を知る必要があるんだ。

ですよね?今をどうやって生きるのか。それが大事なんでしょうね。