M1> Stormy Weather / ジェフ・リン
『Jeff Lynne』(ジェフ・リン)です。
1970年から「エレクトリック・ライト・オーケストラ」(ELO)のリーダーとして
活動を開始したジェフ・リン。
1980年代にかけて「シャイン・ラヴ」「ザナドゥ」など数々のヒット曲を
連発した発起人
初のソロアルバムがこの傑作アルバムでございます。
1990年に発表されたアルバム『アームチェア・シアター』
数々のプロデュース活動なども経てたどり着いた作品は、
全体的に終始リラックスムードです。
ジェフ節?というべきなんでしょうか?彼の本質を感じられる1枚。
エレクトリックの要素もありながら引きずられ過ぎない。
ポップでありフォークでありブルースでもある。
チャートを無視した、本当にやりたいことはこんな音楽だったんだ。
楽しんでいる彼の音楽性が最高です。
その才能に触れながら良い音と一緒に季節の変化を感じましょう。
M2> If You’re Lonely / エリック・カズ
1972年にリリースされている『If You’re Lonely』
シンガー・ソングライター『エリック・カズ』のデビューアルバム。
このジャケットのダラッとした感じ・・・いいですよね。
部屋には飾りたくないけどwでもずっと眺めていられる1枚。
しかしアルバムを聴いてみると、これが素晴らしい訳で。
ジャズ評論家の「マイケル・カスカーナ」という方がプロデュースを担当していて、
「ボニー・レイット」なども参加しているという1枚。
歌詞を読んでみると、家族愛や、恋人への切ない気持ち、悲しみなど、
美しくて、そして人間臭い「エリック・カズ」の世界に感動します。
美しいメロディと優しい歌声は心を刺激します。
深呼吸をさせてくれるような歌声です。
素朴でありながら、切々と語り掛ける歌にはビリビリと心が揺れる。
アルバムのタイトルチューン「If You’re Lonely」はピアノとストリングスの
シンプルな旋律に彼の歌声がしっかりと乗った名曲です。
リラックスして耳を傾けて心の整理をしてみましょうか。