M1> プリメイロ・カント / ドゥルス・ポンテス
今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。
「ポルトガルの至宝」と呼ばれ、圧倒的な「ファド」
(ファドはポルトガルの伝統的な民族歌謡で、運命や宿命を歌っている)を聴かせてくれるアーティスト『ドゥルス・ポンテス』
この「ファド」をベースにポップス、クラシックなど幅広いジャンルの要素を取り入れた
独自の音楽を作り上げている彼女。
なんと言っても彼女のその歌声の存在感は、通常の音楽世界とは別もの。
2000年にリリースされたアルバム
『プリメイロ・カント』
優しいギターに乗り、歌われる彼女の声。
声というより身体全体から湧き上がるものを目に見えないカタチに姿を変えた声。
ただの歌声ではない。
まるで鳥が人間の姿に返信して歌っているよう。
この歌声で本来の歌を教えてくれるようです。
自然のパワーを歌声で表現してくれる数少ないアーティスト。
M2> GIVING MY HEART TO YOU / ジャネット・ケイ (オマー)
今週の締めくくりはこの曲です。
1998年「夏」にリリースされた『ジャネット・ケイ』のアルバム
『MAKING HISTORY』
ラヴァーズ・レゲエの人気シンガーのジャネット・ケイ。
このアルバムの製作にはプロデューサー陣の顔ぶれが多彩すぎ。
「アスワド」「大沢伸一」「ジェレミー・ミーハン」そして
「オマー」らがクレジット。
どの方も最近はあまり耳にする機会が少なくなってきている気がしますが、
それぞれプロデュースなどでご活躍。
今から随分前のアルバム。だって98年ですものね。
鮮明に思い出すこの時季。大学生の僕友人たちとたくさん聴いていました。
ラヴァーズ・レゲエの傑作♪
ポップだけではなく、美しさが光る曲たちがラインナップされておりますが、それぞれのプロデューサーの特色がそれぞれ色濃く表現♪
OMARと制作されたこの曲を耳にすると心は夏に?