M1> I‘ll Be All Smiles Tonight (今夜はとても楽しくて) / ザ・チーフタンズ
『ザ・チーフタンズ』
1962年に結成されたアイルランドのバンド。
結成40周年を迎えながら、創作意欲はとどまることを知らない彼らの
カントリー・アルバムがこの2002年のアルバム
『Down the Old Plank Road』(ダウン・ジ・オールド・プランク・ロード)
結成当時は見向きもされなかった伝統音楽(ケルト音楽)を
現代的なアレンジを施して、知名度を広げ、
人気を獲得していったバンドですが、
グラミー賞やアカデミー賞を受賞するなど、
いまや「国宝級」ともいわれる存在♪
豪華なミュージシャンが参加していても自分たちの音楽を守り抜き、
自分たちの世界に導いてしまう・・・頑固なバンド。
そのスタイルがカッコいい。
誰もが認める超一流アイリッシュバンドが,ブルーグラスとカントリーの一流ミュージシャンを集めて録音したグラミー賞ノミネート作品がこのアルバム♪
このアイリッシュ・パワー全開の曲たちのどこか懐かしい風に吹かれてください♪
M2> Jainy(ジェイニー) / ファイヴ・フォー・ファイティング
『ファイヴ・フォー・ファイティング』
さてシンガー・ソングライター『ジョン・オンドラジック』によるソロ・プロジェクトが
『ファイヴ・フォー・ファイティング』
2000年にリリースされた1stアルバム
『アメリカ・タウン』
あまりパッとしないおじさんのソロユニット。
なんですが!この心地よいメロディ(クラシックの要素も取り込んでいる)
と社会に対しての強いメッセージ。
ピアノと歌を軸にしたシンプルなサウンド。
一度聴いただけでしっかりとインパクトを残せます。
それは間違いなくこの美しいサウンドと、
少し皮肉っぽい詩の世界のせいだろう。
もちろんバンドのサウンドも楽しめるアルバムなのだが、
やはり彼のシンプルな音楽の力には余計なものはいらないのかも。
歌声のジワジワと沸きあがるパワーに感動です。