M1> Snowy Morning Blues / Marcus Roberts(マーカス・ロバーツ)
1963年フロリダ州生まれの、盲目のジャズ・ピアニスト
『マーカス・ロバーツ』
80年代に「ウィントン・マルサリス」のバンドのメンバーとして参加。
その知名度を得たピアニスト。
さて「マルサリス」と言えば、ニューオリンズの名ジャズ一家としても有名。
そんなマルサリスの影響を受けた彼の音楽は
「ニューオリンズ・ジャズ」影響を色濃く受けているのが分かります。
ニューオリンズ・ジャズはジャズの初期のカタチといわれています。
ジャズの大きな特徴のひとつは「スウィング」あるいは「4ビート」と
呼ばれるハネそうでハネない独特のリズム。
ニューオリンズ・ジャズはちょっと2ビートっぽいノリが残っているのだとか・・・。
そのリズムがとにかく気持ちいい。
この「Snowy Morning Blues」にもその要素がチラッと顔を出します。
ブルースの中に軽いタッチでリズムを刻みます。
心地いいリズムは冬の冷えた朝にも合います♪
M2> Balance Of Nature / ルーマー
12月ってやはりバタバタ・・・。
ゆったりと過ごしたい気持ちを皆さんお持ちでしょう。
「バート・バカラック」ファンにはたまらない1枚をご紹介。
2016年にリリースされている
『This Girl’s In Love: A Bacharach & David Songbook』
(ディス・ガール ~バカラック&デヴィッド・ソングブック)
このアルバムは『ルーマー』の作品。
このアルバムの気持ちよさ…最高です。
もともとバカラック・サウンドが好きな僕。
その名曲がルーマーによって再びスポットを浴びる。
その感動たるや。
ルーマーが2016年にリリースしましたが、
往年の名スタンダードポップスへのリスペクトがこの作品に込められているんです。
センスの抜群。バラエティに富んだ彼女の「名カバー」をゆったりと♪