M1> Snow In Bahia (バイーアに降る雪) / ジルベルト・ジル
今週の締めくくりです♪
政治家としての顔も持つブラジルのミュージシャン
『ジルベルト・ジル』
1942年、ブラジルの「バイーア」生まれ。
60年代末から、友人の「カエターノ・ヴェローゾ」らと「トロピカリズモ運動」を推進。70年に軍事政権の弾圧から逃れるためカエターノとロンドンへ亡命。
72年の帰国後はルーツでもあるアフリカ音楽の要素を取り入れ、
レゲエやワールドミュージックを取り入れることによって音の幅を広めていく。
1992年のアルバム「Parabolicamara‘」(パラボリック)から。
アーバンでありながら、どこかクラシカル。
フワッと弾むサウンドは心地よく、
初春の空にもよく似合う。
しなやかに歌われるソフトな歌声と口笛が効果的。
聴いてて、楽しく鼓舞される♪
生まれ育った故郷、バイーアに降る雪を歌った愛唱歌。あなたの故郷を思いながら♪
M2> You Call It Madness / ダイアナ・クラール
今週のしめくくりは♪
アルバム2015年にリリースされた
『All for You』(オール・フォー・ユー~ナット・キング・コールに捧ぐ)
この作品は発売前から話題でしたが、
どうぞ彼女のこの豊潤な潤いたっぷりのメロウな美しい歌声を♪
今年、彼女のライブに行くのが今から楽しみです♪
エレキギターのイントロからスッと耳に飛び込んでくる・・・
そこに彼女の甘い声が丁寧に乗ってくる。
ソフトに寄り添いながら彼女を全力でバックアップ。
チームワークの良さが分かります。
途中のピアノのソロ、ギターのソロがこの曲の完成度の高さを象徴しています。
「ナット・キング・コール」へのトリビュート。
クラールの歌声とピアノで40年代の名曲を蘇らせてくれました♪
新年は「ナット・キング・コール」から始まりました。今週の締めも♪ね。