M1> Where or When (いつか何処かで) / キャロル・スローン
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
だんだんと通常のリズムを取り戻していきたいですよね。
『キャロル・スローン』
1937年。ロードアイランド州プロビデンス生まれ。
14歳のときエド・ドリュー楽団でプロ・デビューを果たした彼女。
1982年の録音です。
「円熟味」を強く感じさせる魅力溢れる一枚
『As Time Goes By』(邦題 時の過ぎゆくまま)
日本でも人気を博したジャズシンガーです。
全国各地のライヴハウスにも登場し、大盛況だったそう。
その最終公演の後、「東京のスタジオ」で同行メンバーとともに録音したのがこの1枚。
メンバーのピアノ・トリオと呼吸もピッタリ♪
日本でのライブがどれほど盛り上がったのか、
どんなに楽しい時間を過ごしたのか・・・この1枚でも伝わるからグッとくる。
M2> Solid Colors(ソリッド・カラーズ) / リズ・ストーリー
1999年にリリースされた『リズ・ストーリー』のアルバム
「ソリッド・カラーズ」からのタイトルチューン。
「ビル・エバンス」の音楽に触れてジャズに目覚めた彼女。
デビューを果たした彼女の代表作の1枚でもあります。
この1枚。名盤です!
彼女がデビューを飾ったレコード会社『ウィンダム・ヒル』
(1976年にギタリストのウィリアム・アッカーマンと彼の前妻アン・ロビンソンにより創設されたレコード・レーベル)
このレーベルには当時は珍しい女流ピアニストとして活動をスタート。
させます。
そんな彼女のピアノは美しい響きが何年たっていても新鮮です。
知的で華麗。
印象的なメロディやフレージングがこのアルバムを見事に彩ります。
美しくも耳に残る曲たちが並びます。
ジャズのチャートの上位に食い込んだのも頷けます♪