M1> Say it / ジョン・コルトレーン
ジャズ・ファンなら誰もがご存知でしょう名盤
『バラード』
『ジョン・コルトレーン』のバラード・アルバム。
1961年~1962年録音盤。
一般的にジョン・コルトレーンというと、激しくブロウする姿をイメージする人も
多いかもしれませんが、その一方で情感豊かなバラード演奏も。
逸話として、ジョン・コルトレーンはレコーディング当事、
マウスピースの調子が悪くブロウしまくって疾走するような
演奏が出来なくなってしまう・・・。
そこで仕方なくレコーディングしたのが「バラード・アルバム」だと・・・
これがとてつもない名盤となるわけです。
ハプニングありがとう。です。
この包み込んでくれるような音色が込められた1枚。
バラードを演奏するときのコルトレーンは、シンプル&ストレートにメロディを歌いあげる。要するに歌手になっている・・・今年もお気に入りの1曲をお送りしましたw
M2> I wish you love / アン・サリー
新年にこの方の歌声を聴きたくなるのです。
心臓内科医でありシンガーでもある異色の女性ヴォーカリスト
『アン・サリー』さんです。
2002年に録音されたアルバム「ムーン・ダンス」(2003年リリース)
冒頭、「小沼ようすけ」さんのアコースティック・ギターで始まる
チャルル・トレネの名曲
「I wish you love」から心奪われます。
それにニール・ヤングで有名な「Only love can break your heart」
スティーヴィー・ワンダーなど、ロック、ポップスから
日本の戦後歌謡までをカヴァーした作品♪
この包容力にあふれる優しい歌声が充満している1枚。
ヴォーカリスト「アン・サリー」の作品の中で最大のセールスを記録。
彼女の歌声は「癒し」なんて言葉ではくくれない、
みんなこの声を聞けば優しくなれるはず♪