HI!心呼吸 1月3日(水)

M1>   Say it   /   ジョン・コルトレーン

 

ジャズ・ファンなら誰もがご存知でしょう名盤

『バラード』

『ジョン・コルトレーン』のバラード・アルバム。

1961年~1962年録音盤。

一般的にジョン・コルトレーンというと、激しくブロウする姿をイメージする人も

多いかもしれませんが、その一方で情感豊かなバラード演奏も。

逸話として、ジョン・コルトレーンはレコーディング当事、

マウスピースの調子が悪くブロウしまくって疾走するような

演奏が出来なくなってしまう・・・。

そこで仕方なくレコーディングしたのが「バラード・アルバム」だと・・・

これがとてつもない名盤となるわけです。

ハプニングありがとう。です。

この包み込んでくれるような音色が込められた1枚。

バラードを演奏するときのコルトレーンは、シンプル&ストレートにメロディを歌いあげる。要するに歌手になっている・・・今年もお気に入りの1曲をお送りしましたw

 

 

 

 

 

M2>     I wish you love   /    アン・サリー

 

新年にこの方の歌声を聴きたくなるのです。

心臓内科医でありシンガーでもある異色の女性ヴォーカリスト

『アン・サリー』さんです。

2002年に録音されたアルバム「ムーン・ダンス」(2003年リリース)

冒頭、「小沼ようすけ」さんのアコースティック・ギターで始まる

チャルル・トレネの名曲

「I wish you love」から心奪われます。

それにニール・ヤングで有名な「Only love can break your heart」

スティーヴィー・ワンダーなど、ロック、ポップスから

日本の戦後歌謡までをカヴァーした作品♪

この包容力にあふれる優しい歌声が充満している1枚。

ヴォーカリスト「アン・サリー」の作品の中で最大のセールスを記録。

彼女の歌声は「癒し」なんて言葉ではくくれない、

みんなこの声を聞けば優しくなれるはず♪