M1> リトル・ガール・ブルー / サム・テイラー
1916年テネシー州で生まれたテナー・サックス奏者
『サム・テイラー』
日本にもたびたび訪れたプレイヤー。
僕が知ったのは代表曲『ハーレム・ノクターン』♪
父親のバンドでクラリネット奏者として活動した後、
アルト・サックス、さらにテナー・サックス奏者へ転向したという
サム・テイラー。
その時には、日本に行き、日本の曲を数多く「吹く」ことになるなんて想像もしなかったろうと思う。
後に「君こそわが命」「小樽のひとよ」「夜霧のしのび逢い」など歌謡曲を取り上げ
“ムード・テナー”のブームを築いくことになるんです。この方。
あくまでもサックス・プレイヤーのイメージが強い彼の音色。
日本の歌謡界にも、お茶の間にも浸透したまさにサックスのパイオニア。
じっくりと聴いてほしい。日本人の肌に合ったサックスの音色。
M2> The Man I Love(ザ・マン・アイ・ラヴ)/ カーメン・マクレエ
1920年4月8日。ニューヨーク生まれ。
「ベニー・カーター」や「カウント・ベイシー」のバンドで歌うことで、
存在感を増していった『カーメン・マクレエ』
1950年代から1980年代にかけて「エラ・フィッツジェラルド」、「サラ・ヴォーン」
と並ぶ大御所ジャズ歌手の1人として長く活躍。
日本ではこの2人と共に「ジャズボーカルの御三家」と呼ばれた彼女。
アルバム『Can’t Hide Love』(1976)
ちなみにタイトルにもなってるこの曲。
「Earth,Wind&Fire」の1975年の1曲のカバー曲です
さて今日の1曲は
「The Man I Love」を♪
幅広い表現力と、完璧な節回し・・・。
まさにベテランの貫禄、その雰囲気だけで感動。
アルバム全体を感動が包んでくれます。