M1> 眠れる大地 / マイ・ブリット・ノーマン
1993年にリリースされた「ワンダーランド」から。
さてこの「マイ・ブリット・ノーマン」はノルウェー生まれのシンガー・ソングライター。
彼女のデビュー・アルバムがこの「ワンダーランド」
このアルバムの特徴はノルウェーの言葉で歌われた曲は・・・ない。
全て英語で歌われています。
ノルウェーの空気を詰め込んで作られたアルバムにもかかわらず、ノルウェーらしさが少ししか伝わってこないのが残念・・・ですが、この透明感は素晴らしいの一言です。
もし「ノルウェー語」で歌われていたらどんなに気持ちが良かったのか。
想像するだけでワクワクしてきます。
美しい自然環境の中に身を置き、音楽を吸収して育った彼女の自然に放たれえるナチュラルな空気感。
まだ冷たい群馬の冬に、北欧の空気をあわせてみる。
そうすると今まで見えていなかった景色が見えてきます。
マフラーに手袋。すっぽりと顔を隠し、冬枯れの木々の森の中を散策しているような。
日差しが残雪を照らし、小動物の足跡を追いかける。
自然の空気を少し疲れたときに吸い込んでリラックスしてみましょう。
ノルウェーの「マイ・ブリット・ノーマン」
この音世界に飛び出してみましょう♪
M2> Eternally(エターナリー) / Chris Minh Doky(クリス・ミン・ドーキー)
このベースは素人の僕にも理解できるほど美しい♪
2008年にリリースされたクリス・ミン・ドーキーのアルバム「Listen Up!」から。
「クリス・ミン・ドーキー」は1969年生まれ。
父がベトナム人、母がデンマーク人で、兄はヨーロッパジャズトリオで今注目されている「クルス・ミン・ドーキー」
それにしてもこの卓越した技術と男の僕が見ても納得する「カッコいいルックス」・・・。
デンマークでは人気の高いベーシスト♪
日本では『坂本龍一』さんのベーシストとして注目されました。
その他にもDIMENSIONのレコーディングに参加していたりと日本にも縁があるアーティストでもあります。
クリスさん本人は「日本が好きなので、いろんな機会に来ることができて、とてもうれしく思っている。」と来日も数回にわたり果たしていて日本の地でライブを披露している。
彼の演奏の特徴は派手な速弾きなどは行わない。
ひたすらに美しくて音は透きとおっており、優しい。
泥臭さはない洗練されたものである。
優等生のような美しいベースライン。乱れることがない正確なベース。
にごらない美しいベースに酔いしれる。
ゲストヴォーカルは『カトリース・バーンズ』彼女のベースの絡み具合はまさにパーフェクト♪
あぁ、カッコいい。ご馳走様です。