M1> ノヴァ・カペラ / ジョアン・ヂ・アキーノ
ブラジルはリオ出身の名ギタリスト、コンポーザー、プロデューサー。
『ジョアン・ヂ・アキーノ』
ブラジルを代表するギタリストの1人。
そんな「ジョアン」の1980年にリリースされているソロとして3作目のアルバム
『ASFALTO・アスファウト』
さて、このアルバムが名盤と呼ばれるのには理由が。
その一つはこの時期にアメリカのジャズの影響が見え隠れしますが、
独自のブラジル・ジャズを展開している独自の世界感。
南米独特の楽器を持ち込み、ブラジル・テイストを大事に盛り込んでいるトコロ。
通年のブラジリアン・フュージョンと線引きしている明確さがカッコいい。
アルバム全体にエレピ、シンセなどを用いているので、
今から50年近く前のサウンドですが、古さをあまり感じないの。
そんなポイントが名盤と呼ばれる1つかもしれません。
彼の貴重なジャズ・ファンクの名曲の中からメロディの美しさがピカイチ♪
M2> Bring On the Rain / ジョ・ディ・メッシーナ
マサチューセッツ州ホリストンで生まれ育った彼女。
1990年代後半から2000年代前半の女性カントリー・シンガーの
ムーヴメントの中で、重要な存在感を放ったアーティスト
『Jo Dee Messina』(ジョ・ディ・メッシーナ)
デビューから勢いよくカントリー界の中で異彩を放った彼女、
彼女の音楽にはソウルや、ポップさを兼ね備えています。
カントリー・ミュージックにルーツを持ちながらも、
そのポップな感覚を大切にしたアレンジは、
今のノラ・ジョーンズなどの現在のカントリー・ミュージックのベースを
作ったようにも感じます。
聴いていてソフトでありながら、カントリーのトラディショナルなところも伝えてくれる。
間違いなく、この音楽は幅広い層にアピールできる。
そんな彼女の2000年にリリースされた通算3枚目のアルバム『バーン』
カントリーへのオマージュを感じてしまいます。