M1> 若葉の頃や / 畠山美由紀
2006年の春にリリースされた畠山美由紀さんのアルバム「リフレクション」から。
畠山美由紀さんは4歳から歌いはじめ、20歳過ぎから作詞・作曲を開始。
彼女の歌声に反応されたアナタは正解です!
インディーズ時代から注目されていたハートウォーミングな声。
一気に体から毒素が抜けていくような感覚。
囁くようでいて、しかし真のある表現力・・・に勝手に体が反応します。
2001年にソロデビューを飾ったS INGLE「輝く月が照らす夜」を聞いたときから一方的なファンになりました。
さてこのアルバムに収録されている珠玉の曲たちは、それぞれの世界を持ち、彼女の歌が先導してくれます。穏やかな時間が流れるように唯一無二の透明感溢れる歌声と圧倒的な存在感を感じられるはずです。
約1 年もの歳月をかけて創られた、意欲作。
アルバムのために青柳拓次(LITTLE CREATURES)、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、永積タカシ(ハナレグミ)、原田郁子(クラムボン)、堀込泰行(キリンジ)といった、彼女の盟友達が書き下ろした名曲の数々が収録されています♪
アルバム全体に漂う包み込むような空気感は、
聞くこちらの心を落ち着かせて、優しい気持ちにしてくれます。
綺麗に晴れた午前中、午後、お気に入りのコーヒーを飲みながら聞きたい・・・そんな1枚です。
気持ち良すぎて居眠りしちゃいそう・・・w
M2> グリーン・ソング / エルヴィス・コステロ、アンネ・ソフィー・フォン・オッター
2001年にリリースされたアルバム『フォー・ザ・スターズ』
クラシックの世界で彼女の存在をご存知の方も多いことでしょう、メゾ・ソプラノ
ヴォーカリスト「アンネ・ソフィ・フォン・オッター」と「エルヴィス・コステロ」の共演・・・
まさに”For The Stars”な1枚♪
アバや、ポール・マッカートニー、ブライアン・ウィルソン、バカラックなどの作品を丁寧に収録されています。
なんと言ってもコステロのメロディの美しさは当然のこと、感動を呼ぶオッターの歌声はモヤモヤの気持ちや、邪心を洗い流してくれるような神々しい雰囲気をまとっています。
穏やかな流れの川を眺めながら、自分のことを回想しながら物思いに更け、自然のニオイを吸い込みたくなるような、特別な時間が流れます。
なんとレーベルはドイツ・グラモフォン。
クラシック好きなら知らない人はいない名門レーベルである。
このレーベルからこのアルバムが登場したことが凄いことなんだと感じます。
画期的であり、アンタッチャブルの世界に飛び込み、このアルバムを完成させてしまったコステロの凄さにも脱帽です。
コステロもオッターもご存じない方にこそこのアルバムの持つ表現できない訴えてくるモノを知っていただきたい♪
2人を同時に聞き込んで、耳から入ったメッセージはどんなものが残ったのか実感していただきたいです♪