M1> He Loves And She Loves / キャロル・スローン
チャーミングでありながら、円熟味あふれる歌声。
安心感に満ち溢れるメロディに見事に乗ります。
秋が加速中ですね。
「コンテンポラリー・レコード」から「コンコード・ジャズ」へ移籍しての第1弾
1992年にリリース『Heart’s Desire』
キャロル・スローン54歳の時の録音された1枚。
優雅でいてそれにしてもチャーミングです。
レギュラーのトリオの演奏との息のピッタリさ。
バラードからスウィングまで現代的なアレンジで非常に聴きやすくて
飽きのこない作品でお気に入りです。
個人的には彼女の声質はエンドレスで聴けるイメージのものではないですが、
この1枚は「このシーズン」にぴったり。
ゆっくり聴けます。近くに置いておきたくなる。
そんな作品です♪
M2> Far Celestial Shore / メイヴィス・ステイプルズ
『メイヴィス・ステイプルズ』
1939年7月10日(85歳)イリノイ州シカゴ生まれ。
1950年代から活躍し続けているゴスペル・シンガー。
ロックの殿堂入り(99年)、グラミー特別功労賞(05年)を
受賞しているというソウル・ミュージックの巨匠みたいな人物。
今だ現役の伝説的ソウル・シンガーさんです。
そんな「メイヴィス・ステイプルズ」この人もチャーミングなんです。
2013年にリリースされた
アルバム『ワン・トゥルー・ヴァイン』
心の歌と言われるゴスペルですが、この方の声はゴスペルなどを知らない
僕でもちゃんとメッセージを届けてくれるような力強さがあるんです。
60代後半から70代にこんなにコンスタントに数多くの作品をリリース。
魂の歌声が聴く者をふるわせるってこういう事。
まさに魂で歌う彼女の声をどうぞ♪