M1> Peachfuzz (ピーチファズ) / K.M.D.
「K.M.D.」1991年のデビューアルバム『Mr. Hood』から。
90年代前半のニュースクール期のアルバムから♪
さてK.M.D.はN.Y.ロングビーチで80年代後半に結成されたHip-Hopグループ。
1990年にシングルこの曲「Peachfuzz」でデビュー♪
そしてこのアルバムが1991年にリリースされました。
続いて1993年に2ndアルバム『Black Bastards』を制作したものの、人種差別的なジャケが問題となってしまい、メンバーのDJ Subroが事故により突然逝去するという不幸に見舞われることに・・・。
あっけなくその活動に終止符を打ってしまったKMD。
このアルバム「Mr. Hood」ですが、
彼らのラフでありながら楽しげな空気を詰め込んだような1枚、
雰囲気としては「De La Soul」の80年代後半に似ているというか同じ空気を感じるというかアルバム『3 Feet High And Rising』にも通じるものを飲み込んで久しぶりに楽しんでみてほしい♪
その昔、色んな音楽を聴き始めて僕が好きな音楽ジェンルって何なんだろう?
と模索している時期に、間違いなくドップリはまった1ジャンル。
このニュースクールの空気に包まれた良い時間の流れ方を久しぶりに浴びてみませんか?
「Peachfuzz」、「Nitty Gritty」などなど・・・
あぁ、このリズムっていいよなぁ・・・この曲の時代・・・ちょっと戻ってみたいw
M2> Yearning For Your Love / GUY
1980年代後半から1990年代初頭にかけての「ニュー・ジャック・スウィング(NJS)」と呼ばれた音楽スタイルのブームに乗って人気を集めた「Guy」(ガイ)
1987年、ニューヨーク・ハーレムにて、音楽プロデューサー、ミュージシャンだったテディ・ライリーを中心に、アーロン・ホール、ティミー・ギャトリングの3人で結成。
後に大プロデューサーとしても知られるテディ・ライリーが所属していたグループといったほうがご存知の方も多いかもしれませんね。
1991年にリリースされた「Guy」絶頂期のアルバム「Guy the Future」から。
絶頂期であり、最高なメロディラインを編み出していた時代。
美しくも切なく古臭くないこの音♪
20年以上も聞いているのに飽きない・・・それだけ名盤だということなのだろうか?
「R&B」も大好きな僕でもありますが、このビートを聴いてしまえばもう無理・・・。
今の「R&B」の中に足りないもの。
音の余韻と、この腰砕けのNJSのビート・・・このビートこそ醍醐味でもあると思う。
もちろんいまの「R&B」を否定なんてしない。
でももっとアクのある腰砕けの音があってもいいんじゃないかなって。
このクラシックを皆さんはどんな感じで聞くのかな?
腰砕けや~♪
ダンサーとして聴かせるR&Bで、本盤以上のものを自分は未だに知らない。
ニュージャック・スウィングもいいが、LET’S CHILLとLONG GONEのバラード2曲は最高にイイ!!DO ME RIGHTにはHEAVY Dが参加