M1> Diamond Inside Of You / ロドニー・フランクリン
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
そろそろこんなテンポの曲を聴きたくなります。
10代でフュージョン・シーンの真ん中に躍り出た天才キーボーディスト
『ロドニー・フランクリン』
70年代後半から80年代にかけて活躍したキーボーディスト。
彼の代表曲として有名な「ザ・グルーヴ」も最高にクールな曲ですが、
こんなメロウな曲も披露してくれていたんです。
このアルバムのタイトルになっているこの曲が「秋」に聞きたくなってしまいます。
1988年に本国でリリースされている彼のキャリアの中では初期の作品
『Diamond Inside Of You』から
「Diamond Inside Of You」♪
2016年に亡くなったゴスペル界の重鎮「ダリル・コーリー」と
「キャロライン・ジョンソン・ホワイト」の二人をゲスト・ヴォーカルに迎えた感動作。
美しいピアノの旋律から優雅に聴かせてくれるアルバムの最後に収録されている名曲。
M2> HEAVEN MUST BE LIKE THIS / ポール・ジャクソン・Jr
1993年にリリースされた『リヴァー・イン・デザート』
80年代ブラコン時代の売れっ子ギタリスト、
または、世界最高のリズム・ギタリスト『ポール・ジャクソンJr.』のサード・アルバム。
ボーイズ・II・メン「エンド・オブ・ザ・ロード」のカヴァーも話題になりました。
歌ものとインストのバランスがよく配されています。
飽きの来ないアルバム。
そして、なんと言っても彼の絶妙のギター・ワークがタップリと聴けると言う1枚です。
ですが、やはりこのアルバムの肝になるのはボーカル。
その「ボーカリスト」は「グレン・ジョーンズ」が歌い上げます。
ゴスペル出身のグレンは、ソウルフルで伸びやかな歌声を披露してくれます。
だいぶリラックスして歌う歌声は伸びやかでメロウ。
彼の歌に耳が持っていかれますが、しっかりとR&Bフィーリングたっぷりの
ギター・ソロが所々に存在感を。
このギターの音色に気持ちよさを感じない人はいないのでは?