HI!心呼吸 10月29日(火)

M1>  Where or When  (いつか何処かで)  /   キャロル・スローン

 

『キャロル・スローン』

1937年ロードアイランド州プロビデンス生まれ。

14歳のとき「エド・ドリュー楽団」でプロ・デビューを果たした彼女。

1982年の録音です。

「円熟味」を感じさせる魅力溢れる一枚は

『As Time Goes By』(邦題 時の過ぎゆくまま)

キャロルは1970年代後半から80年代初頭にかけて何度も来日。

日本でも人気を博したジャズシンガーです。

全国各地のライヴハウスにも登場し、大盛況だったそう。

その最終公演の後、東京のスタジオで同行メンバーとともに録音したのがこの1枚。

動向メンバーのピアノ・トリオと呼吸もピッタリです。

日本でのライブがどれほど盛り上がったのか、どんなに楽しい時間を過ごしたのか・・・。

このアルバムからも聞き取れるようです。

イキイキとした彼女の歌声に自然にウキウキします。

大人のジャズボーカル♪彼女の歌に絡んでくるピアノにはグッと来ます♪

 

 

 

 

 

M2>   ALL STRUNG OUT ON YOU /  ザ・パースエイダーズ

 

『The Persuaders』(ザ・パースエイダーズ)

日本ではあまり知られていないアーティストかもしれません。

1974年の作品「ベスト・シング」

パワフルなリードシンガーと鍛えられたコーラスが印象的なヴォーカル・グループ

「ザ・パースエイダーズ」

スウィートなヴォーカル・グループが時代を彩った1970年代。

そんな中でこのパワフルで暑苦しいヴォーカル・グループは

アメリカで人気を得ることになります。

やはり時代が求めていたのかもしれません。

この暑苦しさが最高です。

芯の通ったこのコーラス・ワークは時代を超えて感動をプレゼント。

数多くのアーティストに影響を与えてきたグループの曲は

例えば「プレテンダーズ」や「ロッド・スチュワート」がカバーしていることでも有名。

幸せになる「暑苦しさ」