M1> BUTTERFLY / スウィング・アウト・シスター
2008年のアルバム『BEAUTIFUL MESS』
今から15年近くも前の作品なんですよね。
そんなに時間は経っちゃったの?という感じですが、全く古さを感じません。
『スウィング・アウト・シスター』
彼等の音楽は生活に浸透している気がします。
コリーン(コリーン・ドリュリー)の声はいつの間にかお馴染み。
ナチュラルでいて芯がある。
聴いていて何のアレルギーも感じない。
ソフトな歌声はどんなシチュエーションにもマッチしてくれる。
このアルバムも彼女の声を大事に制作された1枚だ。
リミックスも収録されているので少し賑やかなイメージもあるけど、
アルバム全体をしっとりと大人の空気が包みこむ。
爽やかな春にも合いそうだけど、今日はあえて『BUTTERFLY』
カッティングギターの優しい音色に体を預けるようにリラックスできます。
M2> ミッシェル / テリ・モイーズ
変わってこんな曲はいかがでしょうか?
フランス語のアンニュイさに癒される。
今日は「テリ・モイーズ」
LA生まれのアメリカ人ですが、フランスで活動,
フランス領のハイチからアメリカへ渡った移民の両親を持つモイーズ。
フランスでは人気を博したシンガーです。
しかし、残念なことに2013年に43才でこの世を去ってしまったんですね・・・。
日本ではあまり知られていなかった。
今だからこそ、このシーズンだからこそ彼女の歌声を聴いてほしい。
デビュー・シングル1997年の「ミッシェル」
抑揚を抑えたように歌う切なげな曲調。
今となれば、オーガニック・ソウルという便利な言葉が似合うけど。
その当時の日本の音楽界では早過ぎたのかもしれないですね。
今聞いたらとってもオシャレでこのアコースティックでソウルフル。良いです。