HI!心呼吸 12月3日(火)

M1>  Baby I’m-a Want You(愛の別れ道) /    Bread (ブレッド)

 

『Bread』(ブレッド)

ブレッドは1968年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたソフトロックバンド。

70年代初期「ソフトロックの王者」と称されたブレッド。

4枚目のアルバムで最高傑作と評価されたのが

1972年にリリースされた『Baby I’m A Want You』

この時季になると切ないセンチメンタルな曲が聴きたくなる。

爽やかなギターのイントロから始まる、アルバムタイトル・ソング

全米3位まで上ったヒット曲。

アルバムの中にはシングル曲として「涙の想い出(Everyting I Own)」

「ダイアリー(Diary)」もトップ20位内を記録し、

アルバム自体も全米3位を記録しグラミー賞にもノミネートされました。

さて歌詞の内容は、一見するとラヴコール・ソングに見えますが恋の終わりの曲。

洋楽にはよくあるパターンで、別れた女性への「カムバック・ラヴ・ソング」でした。

バラードの美しさ、リズム&ブルースの扱い方、カントリーの要素も織り込みながら・・・。

この作品が1972年に完成している。もうその真実は感動しかありません。

 

 

 

 

 

M2>  エヴリシング・リマインズ・ミー・オブ・ハー /   エリオット・スミス

 

同じテイストのイントロが印象的。

2000年にリリースされた『フィギュア8』

『エリオット・スミス』が放った2枚目のアルバム。

この作品に出会えてもう20年以上になろことを実感です・・・。

寒くなってくると聞きたくなるセンチメンタルな歌声。

バンドサウンドの中でも埋もれることもなく、声が前に立つ。

切なさも情緒もたっぷり。

そして透明感のある澄み切った声がセンチさを倍増させます。

美しいメロディの輪郭を静かに色付けしてくれる。

メロウな名曲「エヴリシング・リマインズ・ミー・オブ・ハー」♪

思わず静かに目を閉じながら聞き入りたい曲。

美しいハーモニー、ストリングスももちろん健在です。

どうぞジックリと耳を傾けて♪

寒くなってきた彼の声を纏って温まって下さい。