M1> Snowy Morning Blues / Marcus Roberts(マーカス・ロバーツ)
今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪
1963年フロリダ州生まれの、
盲目の黒人ジャズ・ピアニスト『マーカス・ロバーツ』
80年代に「ウィントン・マルサリス」のバンド・メンバーとして参加。
さてマルサリスと言えば、ニューオリンズの名ジャズ一家としても有名。
そんなマルサリスの影響を受けた彼の音楽には
「ニューオリンズ・ジャズ」の要素を感じます。
心地いいニューオリンズ・ジャズはジャズの初期のカタチといわれています。
ジャズの大きな特徴のひとつはスウィング、あるいは4ビートと呼ばれる
ハネそうでハネない独特のリズムがありますが、
ニューオリンズ・ジャズはちょっと2ビートっぽいノリが残っているのだとか・・・。
そのリズムがとにかく気持ちいい。
「Snowy Morning Blues」にもその要素。
ブルースの中に軽いタッチでリズムを刻みます。心地いいリズムは雪が降った朝を♪
M2> エンジェル・アイズ (ア・カペラ) / 14カラット・ソウル
今週の締めくくりは『14カラット・ソウル』です♪
クリスマスの時期におすすめのアルバムの1つ。
1975年にニュージャージー州で結成された
「14カラット・ソウル」
僕の生まれた年に結成さえていることにもシンパシーを感じます。
「グレニー・T.ライト」を軸とする5人編成のア・カペラ・コーラス・グループ。
82年に『LOVERS FANTASY』でデビューを飾ります。
山下達郎さんのプロデュース作品でも注目を集めた日本でも人気のグループ。
そんな14の『ESPECIALLY FOR YOU』
2000年にリリースされているアルバム♪
ジャケットデザインからも分かるように、クリスマス・シーズンに最適。
雰囲気をとても大事に作られた1枚です。
ア・カペラがお好きな方には是非聞いてもらいたい作品。
本質を大事にしているお手本といった感じのコーラスは今でも感動。