M1> My Foolish Heart / マーク・コープランド
1988年に当時“40歳”だった『マーク・コープランド』のリーダー作。
「マイ・フーリッシュ・ハート」から。
繊細なピアニストのイメージがありますが、
広がりのあるプレイはイキイキとしていて聞いていてワクワクします。
静かにスタートするタイトル曲。
ベースの名手「ゲーリー・ピーコック」の演奏。
そこからグーンと広がる世界は爽快さ。
この「マーク・コープランド」はキース、
ビルエヴァンス系のピアノと言われていました。
フワッと柔らかな印象も与えてくれて穏やかな気持ちにもしてくれます。
そんな中で時折聞こえる切ない旋律。
「ゲーリー・ピーコック」の独特のベースに彼のピアノがリズムをつけていく。
どこか雪が降るイメージを連想できる。
そう感じているのは僕だけ?
美しい景色にロマンチックなピアノの音色で年末を。
M2> starlight / ファースト・コール
アメリカの実力派男女コーラスグループ
『ファースト・コール』
そんなファースト・コールが5人のゲスト・シンガー
(クリスチャン・ミュージック界から)を迎えて、「ア・カペラ」で
クリスマス・ソングを聴かせてくれます。
1989年にリリースされた『An Evening In December A Cappella Christmas』
(12月の夜にア・カペラクリスマス)より。
懐かしい1枚を選曲してみました。
今年のクリスマスはこんな美しいア・カペラで過ごすなんていかがですか?
少し硬苦しくもあり、くだけ過ぎでもない。
コーラス・ハーモニーの美しさをお供に。
しかし、このアルバムもうすでに廃盤になってしまっている可能性が高い・・・
こんなに美しいアルバムを廃盤にしてしまったら勿体ない。
どことなく荘厳、でも優しくて、人の声って最重要な楽器。
やはり冬には「ア・カペラ」がおススメ。