M1> You’re Gonna Make Me Lonesome When You Go / ベン・ワット
2002年の不朽の名作「ノース・マリン・ドライヴ」
「エヴリシング・バット・ザ・ガール」のメンバー、ベン・ワットがEBTGを始める以前に発表した、1982年のEPと1983年のソロ・アルバムをカップリングしたアルバム。
全14曲を収録しています。
どの曲も素敵過ぎるのです・・・。
シンプルなギターと少ないパーカッション。
そして誰にも真似できない、まさにワン・アンド・オンリーのベン・ワットの声。
繊細でちょっと頼りなくて、少しウェっティで、一声聴くだけで、胸が切なくなるような歌声♪まさに芸術作品のような歌声はシンプルで美しい♪
聴くたびに胸の真ん中にスッと落ちるような清涼感に包まれます。
夜の時間もピッタリ来ますが、ちょっとクールダウンしたいときに、ドライブで自分の時間を大切にしたい時に、邪魔することなくそっと寄り添ってくれる1枚。
季節はまさにこの時期から夏にかけてしっくり来ます。
透明なギターサウンドにシンプルなサウンドはどの時代にも輝きます。
一つ一つの音が聴き手の心をつかんで離しません。
オリジナルに込められたソウルを感じるこの音・・・。
ヘッドフォンをして聞き始めると、どこでヘッドフォンを外していいのか分からなくなってしまう・・・。そんな音楽ってなかなかありませんよね。
このソウルを感じながら春を待ちたいと思います。
この季節がやってきたなぁ♪
M2> 庭のバラ / カーラ・ボノフ
ベン・ワットの次にはこの人の声を合わせたい・・・。
以前も別の曲をお送りしましたが、今回はこの曲を♪
1977年のデビュー作「カーラ・ボノフ」から。
このアルバムの最後にクレジットされた1曲「庭のバラ」♪
1970年代アメリカ西海岸。
ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、イーグルスなど才能豊かなミュージシャンたちが次々とこの土地から飛び出した。
アメリカン・ロック史において黄金期を支えたシンガーソングライターの一人。
「カーラ・ボノフ」
LAの孤独を歌に託した美しいシンガーであるが、彼女のソングライティングの透明間、歌声はベン・ワットとシンクロする♪
最近改めてこの70年代後半に活躍した彼女の歌をよく聞く。
今の時代になんだかスーッと耳に入り込んで、心が落ち着き、優しい気持ちを置いていってくれるのです。
春を迎える瞬間、いつものバタバタから少し開放され、準備を整えるには彼女の声が必要です♪
昔の音楽を愛でてみる、そうすると今まで見えなかった景色が見えてくる。
さぁ、2016年の春もこの曲たちと迎えることにします♪
アナタもよろしければいかがですか?