M1> (I Love You) For Sentimental Reasons / ナット・キング・コール
今年もお世話になりました。
今年も大晦日まで番組ができることに感謝して。
今年最後のこのコーナーはこんな2曲にしてみました。
年末や大事なシーズンにはどうしてみ聴きたくなってしまうんです。
1945年にコーラス・グループ『ザ・ブラウン・ドッツ』が放ったヒット曲
『For Sentimental Reasons』♪
その翌年、この曲を「この方」が歌って大ヒットを記録。
『ナット・キング・コール』
ヒット・チャート一位を獲得。
世界にスタンダードとして知らしめたんです。
「僕が君を好きなのは、心動かされてのこと。僕を信じてほしい。この心を君に捧げるよ。
朝起きると君を思い、夜毎に君の夢を見る。君の姿がそこにあれば何も淋しくならない。」
というバラード。
年末に大切な方への感謝の1曲としてもピッタリかも。
M2> Ol’ ’55 / トム・ウェイツ
今年の締めくくりに選んだのはこの曲に。
2024年はいかがでしたか?
どんな物語がありましたか?旅を続けるように色んな事が起こりますよね。
『Closing Time』は1973年にリリースされた
『トム・ウェイツ』のファースト・アルバム。
ただ聴いているだけなのに、胸を締め付けられる感動。
彼が所有していた1955年製のキャデラック、
くたびれて現役を退いた車をまるで自分に投影しているような1曲。
若い奴らに追い抜かれて、バカにされてもまだ現役として走っていたい。
そんな気持ちが伝わってくる。
「くたびれた55年製に乗り込んだ ゆっくり動きだした時は、天にも昇る心地だった
幸運の女神とドライブ フリーウェイ、車にトラック 俺はパレードをリードしてる」
- よく走りましたね。
まだまだこれからも走りましょう。今年もありがとうございました。感謝。