M1> At Last / エタ・ジェイムズ
たまにはこんな声を聴きたくなります。
本国アメリカでは、「アレサ・フランクリン」と並ぶ
ソウル・シンガーと評価される
『エタ・ジェイムズ』
知名度が高いとは言えないのかもしれませんが、
こんな素敵なシンガーを知らないままなんて勿体ない。
ブルース/R&Bの名門レーベル「チェス・レコード」の盛衰を描いた
映画『キャデラック・レコード』
この作品で「マディ・ウォーターズ」「チャック・ベリー」らとともに
このレーベルのスターの一人として登場したのが
『エタ・ジェイムズ』
演じたのは映画の製作総指揮も務めた『ビヨンセ』でしたね。
彼女にも多くの影響を与えたエタ・ジェイムズ。
M2> You Better Move On / アーサー・アレクサンダー
「アーサー・アレクサンダー」は1940年、アラバマ出身の黒人シンガー。
ちなみにあの「ジョン・レノン」と同じ年。
アメリカではヒットこそしなかったそうですが、
「ザ・ビートルズ」や「ザ・ローリング・ストーンズ」などの
イギリスのグループがこぞって彼の曲をカバーして、
イギリスのバンドに影響を与えた歌手の一人。
さてジョン・レノンと同じ年ということは「ビートルズ」とほぼ同じ時代に
活躍していた彼が影響を与えていたとなれば、
彼の存在の大きさに気づけます。
2006年にリリースされている
『THE GREATEST ARTHUR ALEXNDER』から。
このアルバムにはカントリー的な要素も取り上げられていて
「カントリー・ソウル」の先駆けとしても捉えられます。
この曲はカントリー・ソウルの代表曲。