M1> 夢見る… / ドリス・モンテイロ ジョアン・ドナート
2008年にリリースされたアルバム
『アミーゴス・カンタム・リサ/トリビュート・トゥ・リサ・オノ』から。
このアルバムは「小野リサ」さんの2004年のデビューから15周年をお祝いした
小野リサさんへのトリビュート・アルバム。
このアルバムに参加したアーティストの豪華なこと!
ジョイス、アナ・マルチンス、ジョアン・ドナート、カルロス・リラほか、まぁ豪華な
ブラジル音楽好きの僕には豪華なディナーくらいに美味しいアルバムに仕上がっております。そんな豪華な面々が彼女の楽曲をカヴァー。
リサさんが愛されていることが分かります♪
そんな中から僕のお気に入りは
「ドリス・モンテイロ、ジョアン・ドナート」がカヴァーした『夢見る・・・』
モンテイロのアンニュイな雰囲気が見事にリサさんの世界をキャッチしています。
ちなみにリサさんのオリジナルは2003年にリリースされた
シャンソンの名曲をボサノヴァにアレンジしたアルバム「DANS MONÎLE/ダン・モニール」に収録された1曲。
日本のボサ・ノヴァ第一人者として広く知らる彼女の曲を別の角度から聴いてみてはいかがですか???
M2> Tulle (チュール) / ジョン・スコフィールド
今回はジャケットの雰囲気が似てる2枚で繋いでみましたw
色合いと、なんとなく構図が似てますよね。
さて「ジョン・スコフィールド」の1996年にリリースされた「Quiet」
アメリカのフュージョン、ジャズ系のセッションミュージシャンとして活躍するギタリスト。ギターがお好きな方にはお馴染みかもしれませんね。
僕はギターも弾けないし知識もないのですが、よくフュージョン好きなギタリストの友人に言わせると
「ぶっ飛んだフレーズを次々繰り出す、天才ジャズギタリスト」なんて・・・。
ただこの曲などが収録されたこの「クワイエット」には超絶技巧も散りばめられながら
静かでジックリト聞かせるギターの音色で僕を包み込んでくれます♪
特にこの美しい曲「チュール」はメロウでボッサチックなギターとリズムに乗せながら
中盤から後半にかけてフォーン・セクションが重なってギターの音色が色濃くなっていく。
まるでグラデーションのような1曲。
芸術的な曲という表現が似合うのかもしれません。
癒しのサウンドでもあり、聴き応えもボリュームのある1枚であることは確か。
良い音で満腹になってみませんか???