M1> Don’t cry out loud ~ あなたしか見えない / ピーター・アレン
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
オーストラリア出身のAOR系シンガー・ソングライター
『ピーター・アレン』
彼を題材にしたミュージカルが上演されたり彼の生き様、
彼の残した曲は伝説のように残るアーティスト。
48歳の若さでこの世を去るのですが、彼は同性愛者でもありました。
このアルバムは1979年に発表した名作
『アイ・クッド・ハヴ・ビーン・ア・セイラー』
その中から『Don’t cry out loud』(あなたしか見えない)
ちなみに1万円を超える金額で売買されている未だに人気な1枚。
それもそのはずなんですよね。
名曲ぞろい。粒ぞろい。
この価値があるということがお分かりいただけるはず。
印象的なイントロの曲から、意味もなく涙がこぼれそうになるバラード。
M2> Wonderful Tonight / エリック・クラプトン
1977年発表。
全米アルバム・チャートNo.2を獲得
『エリック・クラプトン』の代表作に数えられる名盤
『スローハンド』
「コカイン」「ワンダフル・トゥナイト」「レイ・ダウン・サリー」など
代表曲が目白押しのまさに名盤。
ある意味この数曲が入っているだけで、賞賛されてしまう1枚でもありますが、
そんな単純なアルバムではございません。
僕が個人的に良きにいりのインストナンバーはラストに収録されている
「ピーチェズ・アンド・ディーゼル」
優しいキーボードが心に染みこみ、クラプトンの美しいギター・フレーズが。
アルバムの終演を告げるように後を引き、耳にずっと残り続ける。
さりげなく語りかけてくるようなギター・ソロも魅力的。
ギターが歌うってよく表現されますが、こういう事なんでしょうね。
このギターを聴きたくなって・・・ Wonderful Tonight