M1> Free (フリー) / デニース・ウィリアムス
今日はスタンダードを1曲。
今まで何度聞いてきたか・・・数知れず。
EW&Fのモーリス・ホワイトのプロデュースにて76年にリリースしたデビューアルバムその名も「私はデニース」。
このデビュー作品にはミニー・リパートン、ラムゼイ・ルイスらを手掛けたカデットの名匠、チャールズ・ステップニーが参加しているという名盤。
時として、ミニー・リパートンのライバルと言われることも会った彼女。
キュートな彼女のソプラノを、ギター、「アル・マッケイ」ベース、「ヴァーダイン・ホワイト」らEW&Fのメンバーがバックで盛り立てています。
最高に売れていたアース、ウインド・アンド・ファイアーのメンバーの演奏にもご注目。
メロディはキャッチーで気合いの入った楽器のソロが入るアース色。
これが他では聴けない魅力です。
さてそんな肝いりで作られたこのシングル「フリー」は、全米R&B 2位(POP 25位)のヒットを記録。
イギリスでは1位を獲得!
現在でも、世界中の女性シンガーたちに歌い継がれている名曲です。
さて春の陽気の中、アナタもFreeに解き放ってみては?
M2> ダイ・フォー・ディス・ダンス / ニコッレト・ラーソン、ジェフ・ベック
テリー・ボジオ&トニー・ハイマス
久しぶりに映画のサウンドトラックから。
シュワルツネッガー主演のコメディ映画「ツインズ」(88年米)
このサントラにはロック・スタンダードの名曲がずらっと並んでいます♪
フィリップ・ベイリー&リトル・リチャードという、新旧のソウル・キングが、
パンチのきいたタイトル曲を歌っています。
しかし僕のおすすめはこの曲。
ニコレット・ラーソンが劇中で歌う姿も印象的でした「ダイ・フォー・ディス・ダンス」
もちろんバックのギターは『ジェフ・ベック』です。
優しくメロディアスなギターは憂いを含み耳に残ります。
(映画本編では・・・。シュワちゃんとダニー・デビートの双子の兄弟が立ち寄ったクラブで演奏しているメンバーに、ニコレット・ラーソンと、その後ろでギターを弾くジェフ・ベックの姿が・・・)
実はこの映画のサントラに3曲も参加しているジェフ・ベック。
ジェフ・ベックが好きな方にもこのサントラは内容の恋マイだと思います。
だってヤードバーズ時代のセルフカバー「THE TRAIN KEPT A ROLLIN’」が収録されていたり、ファンには涙モノ・・・。
名作という映画の作品には、名曲が使われているんですね♪