M1> You’d Be So Nice To Come Home To / アート・ペッパー
今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。
春先、家の窓を開けて少し大きめの音で聞きたくなる。
実は大学生の時、引っ越し先で、新生活のタイミングで。
僕にとって春の部屋の風景が思い浮かぶ。
何度聴いても飽きることもなく、これからも聞き続けるであろう1曲。
親日家としても有名だったサックス奏者
『アート・ペッパー』
1925年にカリフォルニア州生まれの生粋の西海岸人。
彼の才能は白人でありながら東海岸の黒人ジャズメン達にも一目置かれ、
マイルス・デービス、ジョン・コルトレーン達がロスまで演奏にきた際には
必ずそこに加わって演奏を行ったといわれるサックス奏者。
そんな彼の絶頂期(1957年)にレコーディングされた1枚。
レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)が奏でる色あせない名曲の数々・・・。
アート・ペッパーはやはり「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」♪
M2> YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO / 小林桂
今週の締めくくりはこの人の声で♪
『小林桂』
1979年生まれ。日本のジャズ・シンガー。
祖父、両親ともにジャズ・ミュージシャン一家の3代目。
幼い頃からジャズやバレエに親しんでいた桂さん。
1999年.20歳の時にこのアルバム
『ソー・ナイス』でメジャー・デビュー。
そのデビュー当時からのファンであります。
いつかはご一緒したいと願っているアーティストさん。
邦人男性ジャズ・ヴォーカリストとして記念すべきメジャー・デビュー作をどうぞお聞きになってください。
弱冠二十歳の青年が歌うアメリカン・ソングブック。
ジャズのヴォーカリストとして円熟味を増してきた現在の桂さんの歌を味わいたい。
そんな願いを込めてデビューアルバムからスタンダードを♪