M1> Crazy Love / Aaron Neville (アーロン・ネヴィル)
『アーロン・ネヴィル』
「ネヴィル・ブラザーズ」のメンバーの一人として知られていますが、
メンバーの中では最も早くからソロ・アーティストとしても成功を収めている1人。
ネヴィル・ブラザーズも個人的に大好きですが、アーロンの声はやはり特別。
この独特の歌声を持つアーロン・ネヴィル。
バラードを歌われたら世の女性たちはたちまち恋に落ちてしまうだろうなぁ・・・
覚えていらっしゃいますか?
1996年公開の映画「フェノミナン」のサウンドトラック。
このサントラも最高です。
「狂おしいほど一人の人に夢中になってしまうんだ・・・」
「ヴァン・モリスン」で一番好きな曲でもありますが、
アーロン・ネヴィルが甘く見事に歌いあげます。
そしてそこに特徴あるギター・・・『ロビー・ロバートソン』です。
そりゃ白旗です。降参です。
また久しぶりに映画も観たくなってきました。
M2> With You in Mind / アラン・トゥーサン
ニュー・オーリンズの大プロデューサー
『アラン・トゥーサン』
「エルヴィス・コステロ」や「中島美嘉」とのコラボレーションで
再び日本でも脚光を集めた「アラン・トゥーサン」
1978年のアルバム『MOTION』に収録された1曲。
バックのアーティストの名前だけでもアルバムを手に入れたい気持ちに・・・
「ラリー・カールトン」「ニック・デ・カロ」の名前を見れば良い想像が出来てしまう。
「アラン・トゥーサン」のピアノとヴォーカル。
この渋さと優しい包容力。
ジェリー・ウェクスラー指揮のもと集結した豪華なメンツの演奏の下、
柔らかくもソウルフルなボーカルがアルバムを彩ります。
スロウなメロディにギターのソロが涙を誘い、
哀愁の言葉のごとく、遠い記憶を手繰るようにメロディが。
そのメロディに自分の過去を投影して懐かしい景色を思い出す。
全てを包み込んでくれるであろうアランのボーカルを今の時代も求めているようです。