M1> 小舟 / ステイシー・ケント
2013年のアルバム「チェンジング・ライツ」から。
ニューヨーク生まれの女性ヴォーカリスト。
彼女の旦那様はイギリス出身のサクソフォン奏者「ジム・トムリンソン」
またお似合いのお二人です。
さて現在彼女はロンドンを拠点に活動しております。
97年にキャンディド・レーベルからデビュー作『Close Your Eyes 』をリリースして一気に注目を集めます。
このデビューアルバムもキュートなルックスと歌声で魅了したのですが、
この2013年の『The Changing Lights』はステイシーのブラジリアン・テイストをたっぷり盛り込んだ1枚。
雑なこともなく、シンプルで。
派手さはないですが、優しい。
以前もこのアルバムをご紹介させていただいておりますが、ジャズのテイストとともにブラジリアンの空気が加味されるとたまらない感動が誕生するのです。
入りやすいブラジリアンジャズ。?
いやブラジル風、ロンドンボサノヴァ?
もう・・・そんなことは良いんです!
良い音楽と共に♪
M2> Fly high! / 木原健太郎
木原健太郎さんの1曲を。
日本のピアニスト、作曲家、編曲家。北海道釧路市出身。
1995年にピアニスト、1999年に作曲家としてデビューされています。。
1972年12月生まれの現在43歳。
2005年にリリースされたアルバム『be…』から。
昔、イベントでご一緒してから、一気にファンになったピアニスト木原さん。
出会った頃はお互い20代。
人間木原さんの人柄、穏やかさ、律儀さ。
そのものがピアノに表現されることを教えてくれたピアニスト。
最近は「音育(おといく)~音と触れ合うことは生きることを豊かにする~」をテーマに、
音楽教育をされているそうです。
さてこのアルバムから1曲目に収録されている曲を。
キラキラと輝く木漏れ日。
胸の中に入りこんだ木漏れ日が、パワーを付けて大きく広がっていく。
思わず深呼吸をしたくなるメロディと、徐々に増していく温度をこの1曲からも貰えます。
アルバムを覆う穏やかで爽やかな曲たち。
どうぞご堪能くださいませ。