M1> It Might As Well Be Spring / ローラ・フィジィ
1955年アムステルダム生まれ。
父はオランダ人、母は元ベリー・ダンサーのエジプト人という両親と共に幼い頃南米で
で過ごします。
ボサノバが中心の選曲なので、知らない人が聴いたら、ブラジルの歌手かと思うかもしれません。しかしこの軽いソフトなタッチはブラジルの歌手にも出せない雰囲気を醸し出します。
91年、アルバム『瞳のささやき』でソロ歌手としてデビューを飾っています。
1994年にリリースされた英語とポルトガル語で歌われた13曲。
『The Lady Wants To Know』に収録。
このアルバムもブラジリアンテイスト満載ですが、強烈にサンバ!というアルバムではなくソフトボッサといった趣き。
そのアルバムの中からこの曲を「It Might As Well Be Spring」
リズムに乗って彼女の歌声にスーッとアレンジされるハープ。
この途中に入ってくるハープは涼しさをプラスしてくれます。
軽やかにテンポよく、しかしマッタリ感は少ないので小気味良い。
フェイク無しにメロディに忠実な歌、バックのアレンジのセンスが良い。
このアルバムも好きな曲ばかり、捨て曲なんて見当たりません。
気軽に上質のボッサを聞きたいのであれば「ローラ・フィジィ」のアルバムはオススメ。
このアルバムは家にあると重宝します♪
M2> いちょう並木のセレナーデ (小沢健二・1994年) / 原田知世
原田知世さんの2016.05.11にリリースされています。
ニューアルバム『恋愛小説2~若葉のころ』から。
ラヴ・ソング・カヴァー集『恋愛小説』シリーズ第2弾♪
今回のアルバムも優しくも切なく、ノスタルジーに浸れるような木漏れ日のようなカヴァー集。
その中からボーナストラックで収録された
『いちょう並木のセレナーデ』(小沢健二・1994年)のカヴァーです。
前回のカヴァーアルバムは洋楽のカヴァー集だったのに対し、
今回は邦楽のカヴァーにシフトチェンジ。
カヴァーに選ばれた曲たちは原田さんのルーツを探る曲たちが並んでいます。
少女時代から学生時代。デビュー、現在。
その時々を彩ってき名曲の数々、彼女の思いも詰め込まれの1枚が完成。
プロデュース及び楽曲アレンジには、「ギタリスト/作曲家の伊藤ゴロー氏」が参加。
お馴染みの透明感のある歌声と原田さんの変わらないキュートさもアルバムの中には加味されてホノボノとした大人のためのポップなアルバムです。
初夏の折、懐かしい名曲を丁寧に歌い上げたソフトな原田知世さんのワールドに突入です♪さてお出かけしましょうか♪