M1> ダブリン / プリファブ・スプラウト
イギリス・ニューキャッスル出身。
「パディ・マクアルーン」を中心としたグループ『プリファブ・スプラウト』
さてこのアルバム『プロテスト・ソングス』はもともとセカンド・アルバム
「スティーヴ・マックイーン」リリース直後の1985年。
たった“2週間”で、しかもセルフ・プロデュースで録音されたものだったそうです。
セカンド・アルバムの印象からも変化ししています。
シンプルかつ生活に密着するように僕らに問いかけているようです。
アルバム全体に少しローな曲が多め。
しかしこれを2週間で仕上げてと入るとなれば驚きです。
作りこまれた音もありますが、自分たちで作った曲にはイキイキしている印象です。
その2週間を聴いて改めて聴いてみるとその才能や能力の高さに驚きます。
たしかに地味に写るかもしれないこの1枚。
しかし胸の奥にまで届くシンプルなメッセージ。
この究極にまで削ぎ落とした音に僕は癒しと安らぎを感じます。
もしかしたらこの音楽のような自然で自由な1曲が人を幸せにするのかもしれません。
あぁ・・・眠くなってきた・・・。
M2> ワン・ソング / ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット
ディズニー映画の映画音楽を「ジャズ」で演奏してスタンダード化したのは
「ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット」
それまで「白雪姫」の「いつか王子様」などジャズ化できるなど誰も思わなかった。
1957年に発表されたディズニーの名曲の数々を奏でたブルーベックの名盤。
『デイヴ・ディグズ・ディズニー+2』から。
「ワン・ソング」 (ウォルト・ディズニー「白雪姫」より)
ジャズをポップにそれも大衆的に聞かせてくれるなんて素晴らしいこと。
それもディズニーの曲をジャズにアレンジしての演奏で聴かせてくれます。
その立役者はこのピアニスト「デイヴ・ブルーベック」
「テイク・ファイヴ」という曲などでは、彼の名前が記載されていることが多い。
この時代の代表するピアニストです。
当時、カレッジ・コンサートなどで想像もつかないほどの人気者だったという彼ら。
ビル・エヴァンスよりもマイルス・デイヴィスよりも先に、ディズニーの曲を採り挙げることは彼らにとってはスムーズな流れだったのかもしれません。
車の中でも、家でもとゆったりした気分させてくれる。
持っていたい1枚であることは間違いありません。