M1> For My Lady [feat. The Shirley Horn Trio] /
トゥーツ・シールマンス シャーリー・ホーン
91年リリースされたアルバム「For My Lady」から。
まずオープニングからトゥーツ・シールマンスの粋な哀愁たっぷりのブルースから始まって脱帽する・・・。
その音色の美しさ、メロディの美しさは正座でもしながら聴かなきゃならない感じがする(笑)
どれも美しくてハープの音色にこんなにも愛情を感じるなんて。
時折聞こえる口笛にも哀愁という名のブルージーさを醸し出して・・・。
素晴らしい♪
そしてこのアルバムのもうひとつの注目ポイントは歌声。
シンガーは『シャーリー・ホーン』
メロディとのマッチングは完璧。
その昔、こんな逸話がある。
マイルス・デイビスが彼女の歌を気に入って「オレが出演する前に彼女のステージをセットしてくれ。そうじゃなければ出演しない」というわがままを言ったという逸話だ。
女性ジャズボーカルとして並外れているわけでもないだろうが、彼女の歌声には彼女の魅力に反応させてしまう、力があるのは確かなようだ♪
機会があれば是非ともこのアルバムをジックリと聞いてもらいたい♪
彼女の曲を流したいけど・・・曲が長いのよ・・・涙。
M2> カナカ ワイワイ / マーティン・パヒヌイ
ハワイの伝説のミュージシャン
『ギャビー・パヒヌイ(Gabby Pahinui 1921~1980)』
モダン・スラッキーの時代は1947年から始まったといわれ、ギャビーはモダン・スラッキー・ギターの父と呼ばれた人。
それまでスラッキーの奏法は家族だけに代々受け継がれていたものだったのですが、そのしきたりを破り、消えかかっていたスラッキー・ギターを救うために初めて家族以外の人にも伝え始めたのが、ギャビー。
そんなギャビーの息子の一人!
マーティンの特徴はこのハート・ウォームなヴォーカル♪
ちなみにこの「カナカ ワイワイ」は賛美歌でもあるそうです。
父の影響を存分に受け、色んな音楽の影響も受けたマーティン・パヒヌイ。
これからのハワイアン界をリードしていくべき重要ポジションにいるアーティストさんです。
このハワイアンのコンピレーションアルバム。
2015年リリース『ハワイアン・スラック・キー・ギター・マスターズ・シリーズ⑱ エンドレス・サマー ~ハワイ、永遠の夏~』
中でも存在感と清涼感を放っている1曲。
いち早くジャワイアンを選曲してみました♪
マハロ~♪