M1> ナ・ハラ・オ・ナウエ / ケオラ・ビーマー
昨年2015年にリリースされたアルバム
「カ・レオ・オ・ロコ ~優しきハワイアン・ララバイ~」から。
伝統的スラック・キー・ギターの名手、「ケオラ・ビーマー」
ハワイ音楽の作曲家や演奏家を多く輩出し、ハワイでも名高い格式ある音楽一家で生まれ育ったケオラ。
ハワイ音楽の歴史を独自の視点で振り返ったアルバムでもあります。
選曲はコンテンポラリーなものからトラディショナルなものまで実に幅広く、
ハワイ音楽をこの1枚で理解出来ちゃうような内容♪
このアルバムは「ギター」に焦点を当てた作品になっています。
オリジナル曲やハワイアン・スタンダード曲を収録。
そしてこの「ナ・ハラ・オ・ナウエ」はピアニストのジョージ・ウィンストンが「ギター」で参加しています。
ケオラとのギター・デュオは聴き所たっぷりです♪
ちなみにこの曲は「1871年のエマ女王のカウアイ島への旅を描いた」ものをベースに作られています♪
M2> カム・アラウンド / スコット・ジャコビー
1971年ハロウィーンの日にニューヨークに生まれた男性R&Bシンガー
「スコット・ジャコビー」のデビュー・アルバム。
「Before Now」(2004)の中から。
さてスコット・ジャコビーはadidas、Nike、YAHOO!などのCM、
映画などの音楽をも手掛ける天才マルチアーティスト。
「ジョン・レノン・ソング・ライティング・コンテスト」の ファイナリストでもあります。
これまでに提供した曲の数は多数。アーティストはというとジョン・レジェンド、ヴァネッサ・ハジェンズ、ナチュラリー7・・・といったアーティストは彼に曲を提供されている。
10歳からピアノとドラムを始め、ハイスクール時代には数々のバンドを掛け持ちしたそうだ。卒業後2年間、医学大学に在籍し学生生活を送るが、ずっと続けてきた音楽活動で得てきた資金を元にスタジオ”Maze Studio”を立ち上げ、学生生活に終止符を打つ。
音楽生活があまりにも順調に進んできた彼。
そんな彼の自分の音楽が詰め込まれた1枚。
最高にクール!!!
ソウルフルであったりフォーキーであったり頭の中には桁違いの音楽の引き出しがあるんだろうと推測できる。
アルバム全体に疾走感とアイデアと名曲が並び楽しませてくれます♪
これは持ってないともったいない♪