M1> スターティング・オーバー / ラモント・ドジャー
1981年のアルバム「Working On You」から。
さてこのアルバムの主役は「ラモント・ドジャー」
1941年、デトロイト出身。
モータウンを中心に多くのヒット曲を書き、
プロデュースして60年代から70年代にかけて、モータウン・レーベルを支えた伝説の超大物プロデューサー・チーム「ホーランド・ドジャー・ホーランド」の中心人物として活躍してきたぞんざいであることはあまりにも有名です。
シュープリームス、フォートップス、マービン・ゲイ、アイズレー・ブラザーズ・・・など名だたるアーチストたちに楽曲を提供してきた彼。
そんな彼が発表した81年のアルバムには、彼の経験地や、実験的にチャレンジが伺える楽曲。そして彼のお得意のノーザン・ソウル風のオシャレなビート。
この音楽の中心には80年代の香り満載の「ゴキゲン」なナンバー。
ウキウキです♪程よく隠されたAORフレーバーも良い感じ。
そして後世に受け継がれる理由のひとつ、この美しいソウルフルなナンバーの並び。
(アルバムの並びがちょいエロい・・・。)
聴いていてキラキラをもらえるソウル。
大人の夏にはこんな曲を楽しみませんか?
M2> ゴー・ユア・オウン・ウェイ / チャイナ・ブラック
1995年にリリースされた「ボーン」から。
「エロル・リード」、「サイモン・フィン」のユニット『チャイナ・ブラック』
懐かしい響きだ・・・という方も多いはず。
1990年代中盤。
ブリティッシュを中心にチャートを賑わした「ポップ・レゲエ・デュオ」
中国人キーボーディストと黒人シンガーからなるコンビ・チームの第1弾はこの才能から生まれる。
「サイモン」はソングライター、コンポーザー、ギタリスト、キーボーディスト、アレンジャーと多才。
「エロル」もソングライティングの才能を発揮。
二つの才能が作り上げる音楽はアメリカ、イギリスのオンエアーチャートを席巻することに。
ブリット・アワード 最優秀ブリティッシュ・シングル賞にもノミネートされています。
今聞いてもホッとするような少し懐かしいフレーバーを感じつつ
90年代のライトなレゲエサウンドはこの時期によく映えます。
洗練された雑な感じがしないポップなナンバーはいかがですか?
この耳障り・・・好きです。