Hi!心呼吸 7月19日(火)

M1>  Rev. Moses(レブ・モーゼス)  /   ルー・ドナルドソン

 

「ルー・ドナルドソン」は60年代に活躍したサクソフォン奏者。

1926年生まれの現在89歳でいらっしゃいます♪

1967年に録音された「アリゲイター・ブーガルー」に収録。

個人的にこの曲のファン。

 

さて「個性のかたまり」と言うよりは、癖のない真面目なサックスを聞かせてくれる。

だからこそ聴いていて耳障りにもならないし、そこまで残らない。

そこが良い。

個性のかたまりのアーティストのサックスも好きだけど、このアルバムのスタンスにホッとして聴けてします。だから何度も聴いていられる。

チャーリー・パーカーのアルト奏者のイメージが強い人には嫌われるかもしれないこのポップさ。

良いですよねぇ♪

オルガンの響きとギターのカッティング、それにリズムの、この時代流行りのジャズロックとも微妙に違う、R&B風といえばそうだけど、跳ねるようなリズム。

 

そして、カッティングを聞かせるギタリストは若き日の「ジョージ・ベンソン」

それにこのソロのオルガンは「ロニー・スミス」

この跳ね具合・・・やばいでしょう。

もう癖になります。大好物です♪

 

M2>  Duke Of Earl  /  ジーン・チャンドラー

 

アルバム『THE DUKE OF EARL』

60年代初期のシカゴを代表する名ヴォーカリストの「ジーン・チャンドラー」

シルクハットにマントを羽織り、白手袋に蝶ネクタイ。

印象的な服装でテレビなどでも出演し、大人気になっていきます。

(この曲の出演風景を見たことがあるのですが、この衣装の周りには女性ダンサーがクネクネ踊り、リズムをとるんですが、ミスマッチもいいところw)

 

チャンドラーの本名は(ユージン・ディクソン)。

37年、シカゴで生まれた彼は、高校時代からコーラス・グループに在籍し、

「ザ・デュケイズ」というグループで61年にデビューします。

 

さてこのアルバムのタイトルにもなっている名曲。

「デューク・オブ・アール」はドゥー・ワップの香りを残しながらも乾いた独自のメロウなヴォーカルが魅力的。

 

この曲のほかにも、後にカーティス・メイフィールドに出会うことで楽曲提供を受けた

「Rainbow」などヒット曲を量産♪

シカゴ・ソウルの代名詞と呼ばれる存在に♪

60年近く前の曲にジーンと来ちゃいます。

ジーンだけに・・・w

疲れてんのかな?お許しを。