M1> Rev. Moses(レブ・モーゼス) / ルー・ドナルドソン
「ルー・ドナルドソン」は60年代に活躍したサクソフォン奏者。
1926年生まれの現在89歳でいらっしゃいます♪
1967年に録音された「アリゲイター・ブーガルー」に収録。
個人的にこの曲のファン。
さて「個性のかたまり」と言うよりは、癖のない真面目なサックスを聞かせてくれる。
だからこそ聴いていて耳障りにもならないし、そこまで残らない。
そこが良い。
個性のかたまりのアーティストのサックスも好きだけど、このアルバムのスタンスにホッとして聴けてします。だから何度も聴いていられる。
チャーリー・パーカーのアルト奏者のイメージが強い人には嫌われるかもしれないこのポップさ。
良いですよねぇ♪
オルガンの響きとギターのカッティング、それにリズムの、この時代流行りのジャズロックとも微妙に違う、R&B風といえばそうだけど、跳ねるようなリズム。
そして、カッティングを聞かせるギタリストは若き日の「ジョージ・ベンソン」
それにこのソロのオルガンは「ロニー・スミス」
この跳ね具合・・・やばいでしょう。
もう癖になります。大好物です♪
M2> Duke Of Earl / ジーン・チャンドラー
アルバム『THE DUKE OF EARL』
60年代初期のシカゴを代表する名ヴォーカリストの「ジーン・チャンドラー」
シルクハットにマントを羽織り、白手袋に蝶ネクタイ。
印象的な服装でテレビなどでも出演し、大人気になっていきます。
(この曲の出演風景を見たことがあるのですが、この衣装の周りには女性ダンサーがクネクネ踊り、リズムをとるんですが、ミスマッチもいいところw)
チャンドラーの本名は(ユージン・ディクソン)。
37年、シカゴで生まれた彼は、高校時代からコーラス・グループに在籍し、
「ザ・デュケイズ」というグループで61年にデビューします。
さてこのアルバムのタイトルにもなっている名曲。
「デューク・オブ・アール」はドゥー・ワップの香りを残しながらも乾いた独自のメロウなヴォーカルが魅力的。
この曲のほかにも、後にカーティス・メイフィールドに出会うことで楽曲提供を受けた
「Rainbow」などヒット曲を量産♪
シカゴ・ソウルの代名詞と呼ばれる存在に♪
60年近く前の曲にジーンと来ちゃいます。
ジーンだけに・・・w
疲れてんのかな?お許しを。