M1> Universal Prisoner (Remastered Version) / エディ・ハリス,レス・マッキャン
何度聴いても気持ち良い。名曲であると思う。
1969年のモントルー・ジャズ祭を収録した人気盤『スイス・ムーヴメント』
このアルバムで大成功を収めた『ハリス&マッキャン』の名コンビ。
この二人が再びスタジオで顔を合わせたソウルフルなジャズ・ファンクの大傑作がこのアルバム『セカンド・ムーヴメント』
当時は酷評も大きかったそうですが、それはやっかみに違いない。
なぜならばこのダンサブルな空気に包まれたアルバムは、どこよりも早くて斬新でいて華やかな世界。ここに近づこうとしてできない歯痒さを回りは持っていたんじゃないか?
と勝手に考える。
1971年に録音されたこのアルバム。
今聞いてもこのソウルフルな世界は輝いています。
間違えそうになりますが、JAZZであります。
しかし、ジャズというより1970年代初頭のニューソウル。
またはスムース・ジャズに分類されそうですが。
70年代のモータウン・ミュージックがお好きな方や、ソウルがお好きな方はこのジャケットからも良い雰囲気を感じますよね?
はい。
正解です!このアルバムは♪
M2> 想いあふれて ( Chega de Saudade) / イリアーヌ
2008年の夏にリリースされた「イリアーヌ」のアルバムは『私のボサ・ノヴァ』
ズバリ!ボサ・ノヴァ!
何でもこの年2008年を覚えているでしょうか?
[1958年にジョアン・ジルベルトの「想いあふれて(シェガ・ジ・サウダージ)」と「デサフィナード」が録音されそのまま大ヒット、「デサフィナード」では“ボサ・ノヴァ”という言葉が最初に歌詞で登場したことから、ボサ・ノヴァという文字通り“新しい傾向”はこの年から始まったとされている。]
そうなんです。1958年からちょうど50年。
ボサ・ノヴァが誕生してから50年のメモリアルな年でした。
そこでブラジルはサンパウロ生まれのジャズ・アーティスト「イリアーヌ」
がリリースされたこのアルバムはスタンダードを丁寧に、鮮やかに歌い上げた大好きな1枚。
格別な安定感と歌声は別格です。
アルバム収録曲の中にはイギリス「アビー・ロード・スタジオ」で収録されたストリングスも加わり、重厚さも演出しています。
ボサ・ノヴァに少しでも興味があったら外すことはないアルバム。
さてボッサの似合う季節が本格的にやってきましたのーーーーーー♪