M1> クライム・オン・マイ・ハート / サラ・ヒックマン
今日は今年から始まった祝日『山の日』
山で聞きたい声・・・色々と考えて見ましたが僕はこの人でした。
1963年アメリカはノースカロライナ州ジャクソンビルで生まれた「サラ・ヒックマン」
現在もバリバリ活躍しているシンガー・ソング・ライター。
彼女の2作目。
日本でのデビュー・アルバム1991年にリリースされた「ショートストップ」から。
元々シンプルなアレンジで、清潔感のあるヴォーカルが人気を集めていますが、
乾いたフォーキーな歌声はカットしたこの時期にはスンナリとリンクするわけです。
昔のジョニ・ミッチェルをイメージする人もいるように、彼女の声はどこか懐かしくて安心できます。
優しいギター、バンジョー、アコーディンの音色が気持ちいい。
山並みを連想させます。
地に足がついた声。
どっしりとして浮つきがない。だから安心として耳に届くのかもしれません。
そんな気がしています。
最近の曲も聞いてほしい。この時よりも間違いなく大人のしっとりとした安定感。
土に近い距離で歌われる自然をも見方にしたようなナチュラルな空気。
彼女の歌には綺麗な空気が流れてくる気がします♪
山に行こう♪
M2> Only Love / ナナ・ムスクーリ
1934年ギリシャ共和国南方の地中海に浮かぶギリシャ最大の島「クレタ島」に生まれた
「ナナ・ムスクーリ」(本名:ヨアンナ・ムスクーリ)
子供の頃は『ナナ』というあだ名で呼ばれていたようです。
政治家としても活動している彼女。
1985年、BBCのテレビシリーズ用に「Only Love(オンリーラブ)」をレコーディングし、イギリス音楽チャートの1位に登りつめ世界的ヒットに♪
また、フランス語バージョンの「L’Amour en Héritage」も大ヒットを記録。
その年にはスペイン語のシングル「Con Todo el Alma」もリリースし、スペイン、アルゼンチン、チリで大成功を収めた彼女。
もちろん日本でもヒットを記録します。
温かみのある豊かな声、「黄金の声」の持つと称された彼女の歌声は、
今聞いても耳に鮮やかです。
目の前をパッと切り開いてくれるような強さも持ち合わせているようです。
20世紀を彩ったポピュラー・シンガー。
この時代を語る上で外してはならない存在でしょう。
今日は突き抜けるような空に響けとイメージして彼女の名曲を聴きながら♪
山に思いを馳せましょう♪