M1> バイブ・ワルツ / レスター・ボウイズ・ブラウス・ファンタジー
「レスター・ボウイ」はアメリカ・メリーランド州フレデリック、バートンビルに生まれ育った。その後セントルイスで幼少期を過ごす。
5歳の時、彼は彼の父(プロのミュージシャン)にトランペットを学び始めたそうだ。
『アート・アンサブル・オブ・シカゴ』のトランペッターとして知られる
「レスター・ボウイ」がスピリチュアル・ジャズの名門〝MUSE〟に吹き込んだ作品がある。
その当時のものと比べるとこの作品はポップすぎて驚く。
そのMUSE時代の音は狂気的な雰囲気を帯びていてヒリヒリする感じ。
しかしこのアルバム
『TWILIGHT DREAMS』(LESTER BOWIE’S BRASS FANTASY)
レスター・ボウイズ・ブラス・ファンタジー の87年リリースの3rd アルバム。
収録曲 にはマイケルの“スリラー”が収録されていたりポップに路線を変更しています。
ですが、どこか違和感w・・・。そんな印象がするだけかもしれません。
だってアート・アンサンブル・オブ・シカゴのときの印象が強すぎるから。
でもね、この「バイブ・ワルツ」のフォーンセクションのアンサンブルは見事でしかない。
このアレンジにワクワクしてしまいます。
楽器を吹ける人に憧れる41歳です。
M2> メンサゲン・デ・アモール / ルーカス・サンタナ
1970年10月18日(45歳)ブラジル バイーア州 サルヴァドール出身の
アーティスト「ルーカス・サンタナ」
歌手として、作曲家、音楽プロデューサー。
エレクトロアコースティックのジャンルで「国際的に注目を集めているアーティスト」です。
古典的に訓練されたフルート奏者でもあり器楽演奏家のルーカス・サンタナは、
カエターノ・ベローサ、ギルベルト・ギルのようなバンドのメンバーとして活躍しました。
現在最も賞賛されている歌手の一人。
さてこの2000年にリリースされた『Eletro Ben Dodô』
後にエレクトロアコースティックの世界に一石を投じる原点とも言えるアルバム。
ソフトで素朴な歌声は多くのボサノヴァ・ファンを魅了。
ブラジル音楽の尖った感性として国外で紹介される機会に恵まれた彼の音楽は、
ボサノヴァ、エレクトロニカ、インディ・ロックが見事にブレンドされている。
それは見事なほど融合を遂げている。
美しい静けさ。ラテン的な甘い時間。
ボサノヴァ音楽が別の要素を吸収して別の世界に動き出すように。
ノスタルジックでありながらアヴァンギャルドで、ヴィンテージではなくモダン♪