M1> Silver From Over The River / The fin.
2010年に結成された『The fin. (ザ・フィン) 』
兵庫県出身の4人組インディー・ロックバンド。
2014年にリリースした1stアルバムがこの『Days With Uncertainty』
先日もリトアニアで開催された「Loftas Fest’16」へ出演されたりと
日本のみならず海外からのアプローチも増えているアーティスト。
2014年にはフジロックフェスティバルの”ROOKIE A GO-GO”ステージに出演。
2015年3月20日にはアメリカ合衆国テキサス州オースティン市で開催されたSXSW 2015へ出演した。
新人とは思えないそのパフォーマンスは各界で注目を浴びる存在に。
さてこのアルバムに収録されたこの「Silver From Over The River」など、曲たちは少し懐かしいポップさを秘めています。
80年代や90年代を感じるシンセポップから、現在のUSインディーポップの様子なども味わえます。
海外のスパイスをしっかりと自分たちの中で整理してちゃんと伝えてくるこの独特のサウンドはすでに海外に向いている彼らの自由さにフィットしている様子。
シンプルなサウンドは邦楽の説得力とはちょっと違って洋楽のものに近い?
この才能のスケールは日本では狭いかもしれませんね?
M2> マーシー・マーシー・ミー(アイ・ウォント・ユー) / ロバート・パーマー
ロバート・パーマー(Robert Palmer)はイギリス出身のミュージシャン。
「パワー・ステーション」のフロントマンとして活躍して世界的ヒットを記録した印象が強い方も多いはず。
1974年にはソロデビューを飾っています。
その後もレゲエやニューウェーブなど、そのほかのジャンルの音楽を取り入れて時代を牽引してきた方。
そんなロバート・パーマーが1990年にリリースしたアルバム『Don’t Explain』
(ドント・エクスプレイン)では、ボブ・ディランの「アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト」をUB40とともにレゲエ・タッチで聞かせてくれたり、オーティス・レディングの「ドリームス・トゥ・リメンバー」など、聴き応えのあるカヴァーを存分に聞かせてくれています。
そしてお馴染みのこのカヴァー。
マーヴィン・ゲイ1971年の名曲「マーシー・マーシー・ミー」と「アイ・ウォント・ユー」の2曲。
この曲はメドレー形式でソウルフルに披露しています♪
トータル18曲中8曲がカヴァー・・・。
自身オリジナルの曲も聞かせてくれるパーマー節ですが、カヴァーだとなお更彼のヴォーカルの素晴らしさに出会える気がします。
ウットリするわ・・・この声ってばさ・・・。